デフォルトルート
(Default route から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/10 06:32 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動デフォルトルート(英語: default route)とは、コンピュータネットワークのルーティングテーブルにおいて、全ての宛先を示す特殊な経路情報である。
概要
宛先のコンピュータが同じスイッチングハブに接続されている場合など、経路が明確な場合、コンピュータはその経路情報を使用して通信を行うため、デフォルトルートの設定は無視される。しかし、それ以外の場合は、全てのパケットはデフォルトルートの設定に従って、デフォルトゲートウェイに転送される。
IPv4では、デフォルトルートは全てのビットが0のアドレス 0.0.0.0/0(CIDR記法)で表現される[1]。サブネットマスクは /0 であり、これは全ての宛先アドレスに対して有効な設定であることを意味する。IPv6では、デフォルトルートは ::/0 で指定される。
出典
- ^ “RFC1519: Classless Inter-Domain Routing (CIDR): an Address Assignment and Aggregation Strategy”. IETF (Internet Engineering Task Force). 2017年3月7日閲覧。 “Note that the degenerate route 0.0.0.0 mask 0.0.0.0 is used as a default route and MUST be accepted by all implementations.”
関連項目
Default route
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 01:56 UTC 版)
「ルーティングテーブル」の記事における「Default route」の解説
宛先への経路がルーティングテーブル内に存在しない場合に使われる経路。ルーターやパーソナルコンピュータが宛先への経路を見つけられない場合にこの経路を使う。
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