シストバクター属
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/26 08:25 UTC 版)
シストバクター属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Cystobacter Schroeter 1886 |
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下位分類(種) | ||||||||||||||||||
他 |
シストバクター属は。シストバクター亜目、シストバクター科の基準属でグラム陰性の非芽胞形成好気性桿菌。滑走による運動を行う。基準種はシストバクター・フスカス。名称は包嚢の桿菌を意味する。GC含量は68から71。
粘液細菌の一つ。細菌や植物などを溶かして栄養を得るが、栄養状態が悪くなると集合して柄のない子実体を形成し、2μmほどの粘菌胞子を形成する。粘菌胞子は栄養状態の良い場所で発芽して栄養細胞となる。
参考文献
- Michael T. Madiganほか著、室伏きみ子、関啓子監訳 『Brock微生物学』 オーム社、2003年4月。ISBN 9784274024887。NCID BA61734511。
- 発酵研究所監修、大嶋泰治ほか編 『IFO微生物学概論』 培風館、2010年12月。ISBN 9784563078119。NCID BB04312618。
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