シカゴ・マニュアル・オブ・スタイルとは? わかりやすく解説

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シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル

(Chicago_Manual_of_Style から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/10 08:32 UTC 版)

The Chicago Manual of Style
最新版である第18版の表紙
原題 Manual of style: Being a compilation of the typographical rules in force at the University of Chicago Press, to which are appended specimens of type in use
アメリカ合衆国
言語 英語
ジャンル スタイルガイド
出版社 シカゴ大学出版局
出版日 1906–2024
出版形式 Print
ページ数 1192ページ (第18版)
ISBN 978-0-226-81797-2
DDC
808.02/70973
LC分類 Z253 .U69 2024
ウェブサイト The Chicago Manual of Style Online

シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル』(The Chicago Manual of Style、CMOS)は、1906年からシカゴ大学出版局から出版されているアメリカ英語スタイルガイドである[1]アメリカ合衆国の代表的なスタイルガイドのひとつであり、出版業界で広く利用されている文章作成や引用のルールを規定してきた。[2]

同ガイドは特にアメリカ英語に焦点を当てており、文法や語法といった編集実務の側面から、文書作成や書式に至るまでを網羅している。

ハードカバーの書籍として出版されているほか、検索可能なウェブサイト形式での購読利用も可能である。オンライン版では、主に教員、学生、図書館員を対象とした無料のリソースも提供されている。

歴史

このマニュアルは、1891年に設立されたシカゴ大学出版局の内部で使われていた規則集から発展したもので、『マニュアル・オブ・スタイル』の題で1906年に初版が出版された。この版は50セントで売られ、内容は200ページほどで、その半分が印刷見本であった[3]

1969年に出版された第12版で内容が大きく改められ、この版によってスタイルガイドの標準としての地位を固めた。第12版は15万部以上が売れたが、これは初版から11版までを合計した数にほぼ等しい。1982年の第13版で書名が現在のものに変更された。1993年の第14版ではDTPワードプロセッサが、2003年の第15版ではWorld Wide Webに関する記述が追加された。2006年にはオンライン版の提供がはじまった。その後2010年に第16版、2017年に第17版が出版されている。第17版のページ数は書籍版で1,000ページを越える[3]。2024年に第18版が出版された[4]

用途

世界中の多くの出版社が、同書を自社のスタイルガイドとして採用している。社会科学系の出版物の一部や、北米の歴史学雑誌の大部分で用いられているほか[5]米国人類学会英語: American Anthropological Associationのスタイルガイド、米国歴史家機構英語: Organization of American Historiansのスタイルシート、そしてAppleスタイルガイドを含む企業のスタイルガイドなどの基礎にもなっている[6]

関連する書物

ケイト・L・トゥラビアン(英語版、1893-1987)による『シカゴ・スタイル 研究論文執筆マニュアル』(A Manual for Writers of Research Papers, Theses, and Dissertations)は、『シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル』にもとづいた論文用のスタイルガイドで、2018年に第9版が出版されている。日本語訳も存在する。

  • ケイト・L・トゥラビアン 著、沼口隆・沼口好雄 訳『シカゴ・スタイル 研究論文執筆マニュアル』慶應義塾大学出版会、2012年。 ISBN 4766419774 

スペインデウスト大学は、シカゴ大学出版局と共同で『シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル』第16版をスペイン語向けに直した『Manual de estilo Chicago-Deusto』を2014年に出版した[7]

近年の出版

脚注

  1. Browne, Glenda (2018-09-01). The Chicago manual of style on indexes in electronic publications and the use of metadata”. The Indexer 36 (3): 115–118. doi:10.3828/indexer.2018.47.
  2. Coates, Sylvia (2018-06-01). The Chicago manual of style on indexes: how it has changed”. The Indexer 36 (2): 68–70. doi:10.3828/indexer.2018.30.
  3. 1 2 “About The Chicago Manual of Style”, The Chicago Manual of Style Online, The University of Chicago
  4. “What’s New in the 18th Edition”, The Chicago Manual of Style Online, The University of Chicago
  5. Pollak, Oliver B. (2006-10-01). “The decline and fall of bottom notes, op. cit., loc. cit., and a century of the Chicago Manual of Style (英語). Journal of Scholarly Publishing 38 (1): 14–30. doi:10.3138/jsp.38.1.14. ISSN 1198-9742.
  6. About the guide”. Apple Style Guide. Apple Inc.. 2019年7月13日閲覧。
  7. Manual de estilo Chicago-Deusto, The University of Chicago Press

外部リンク




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