Chacaltayaとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Chacaltayaの意味・解説 

チャカルタヤ‐さん【チャカルタヤ山】

読み方:ちゃかるたやさん

《Chacaltaya》ボリビア西部アンデス山脈レアル山群に属する山。標高5395メートルラパスの北約15キロメートル位置する山頂付近万年雪覆われ世界高所スキー場宇宙線研究所がある。


チャカルタヤ

(Chacaltaya から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 08:38 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
チャカルタヤ
チャカルタヤ山頂(2012年10月)
標高 5,395 m
所在地  ボリビア ラパス県
位置 南緯16度21分12秒
西経68度07分53秒
座標: 南緯16度21分12秒 西経68度07分53秒
山系 アンデス山脈レアル山群
チャカルタヤ
チャカルタヤの位置(ボリビア
プロジェクト 山
テンプレートを表示

チャカルタヤスペイン語: Cerro Chacaltaya)は、ボリビアアンデスのレアル山群(Cordillera Real)にある山である。標高5,395m[1]

ボリビアの事実上の首都ラパスの真北、約15kmに位置する。山頂直下の海抜約5,300m付近まで自動車道(未舗装)が開通し、宇宙線研究所がある。かつては自動車道の周辺海抜5,000m近辺まで鉱山が開かれていたが、現在は閉山している。また、世界最高所のスキー場[2]があることでも知られたが、これも現在は閉鎖されている[3]

自動車道の終点から山頂までは標高差でわずか100m足らず、しかもなだらかな山で、登山道も非常によく整備されており、ジョッギングシューズでも登頂可能である。ただし、万年雪地帯であるから、真夏でも気温は氷点下であり、降雪・積雪もあるので、寒さ対策は必要である。また空気が非常に薄いのでわずか100mの登りでも大変にきつく、高山病の危険も伴う。

山頂部は3つの小ピークに分かれ、中央のピークが最高峰である。登山口から一番奥(北側)のピークに気象観測装置が設置されており、ここから足元の急斜面の下に無名の氷河湖を望める。晴天であればワイナ・ポトシも目の前である。

なお、チャカルタヤまで公共交通機関は運行していないが、ラパス市内から旅行会社の日帰りツアーで訪れることができる。

ギャラリー

脚注

  1. ^ 水野一晴『気候変動で読む地球史 限界地帯の自然と植生から』NHK出版、2016年、143頁。ISBN 978-4-14-091240-9
  2. ^ ギネスブックに世界最高所のスキー場として掲載されている
  3. ^ http://nambei.jp/2016/12/bolivia-chacaltaya-centro-de-esqui/


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Chacaltaya」の関連用語

Chacaltayaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Chacaltayaのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチャカルタヤ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS