勇者指令ダグオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 07:49 UTC 版)
『勇者指令ダグオン』(ゆうしゃしれいダグオン)は、1996年(平成8年)2月3日から1997年(平成9年)1月25日までテレビ朝日系で毎週土曜17:00 - 17:30(JST)、ABCのみ毎週金曜17:00に先行放送(全国で最も早く放送)に全48話が放送された、名古屋テレビ・サンライズ制作のSFロボットアニメ作品、および作中に登場する戦士たちを指す名称。『勇者シリーズ』の第7作。同シリーズとしては最後のモノラル放送となった作品でもある。
注釈
- ^ これに関して、DVD-BOXリーフレット内の監督インタビューにて「ダグオンのメンバーは基本的に(敵)宇宙人の名前を知らないので、一度も名前を呼ばれることなくやられていくのはいくら敵とはいえ可哀相だから」という旨の発言があり、望月監督自らがネタとして真似たことを認めている。
- ^ なお、第12話の放送分では本作の主題歌を歌うNieveが出演した。
- ^ OVAのエンディングに登場した写真の日付印字より
- ^ タイトルコールも兼任。
- ^ ダグオン任命前、ガクを助けるためとはいえ、無免許でパトカー(後にファイヤーストラトスのモデルになる)を運転(本人曰く「ゲーセンで鍛えている」)したこともあった。また、ダグベースで宇宙に向かう日やライアンとガンキッドの旅立ちを見送る日も遅刻している。
- ^ 第30話でファイヤージャンボを特攻させた際には悲しげな様子を見せ、次の第31話でもファイヤージャンボが沈んだ海に足を運んだ。第34話でファイヤーショベルが敵の手に落ちた際は無我夢中で取り戻しに行き、ファイヤーショベルを発見した際には安堵している。
- ^ 「食事は座ってするもの」と言う理由から、立ち食い蕎麦も食さない。
- ^ ドラマCDでは、エンと2人でアイドルの長沢ひとみがメインパーソナリティを務めるラジオ番組にゲスト出演し、山海高校に「入試を中止しろ。さもなくば自殺する」と脅迫電話をかけたリスナーを説得するべく、エンが自身の辛い過去を告白して感極まって泣き出した際には、静かに下がるようフォローした。
- ^ ラジオドラマ第2弾において、スケベ心から女の裸見たさに、ライに透視能力を教えてくれと弟子入り志願したこともある。また、ライアンが同胞探しの旅に出た際には「女の子だったら俺にも紹介しろよ」と発言した。
- ^ CDドラマ第2弾において、ダグオン誕生よりも1週間前の地球に到着してしまったサルガッソ囚人のボギーであったことが判明。なお、ボギーはダグオンを誕生させた直後のブレイブ星人の手で逮捕された。
- ^ ドラマCD2巻より。
- ^ 第22話において、ゲキはヨクの勧めの店の激辛カレーパンが好きになったが、エンには不評だった。
- ^ 最終回エンディング映像ではヨクがザムザを飼育していることにエンが驚いていた。また、『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』ではザムザがヨクの参戦の切っ掛け・初陣となっている。
- ^ それゆえに、キラード星人事件では、仲良くなった虎を目の前で吸収されたことから復讐心に駆られて、1人で突っ走り、マウザー星人事件では、マウザー星人対策として、猫を道具とする人々に怒る姿を見せたこともあった。
- ^ 初登場時は無精ひげを生やしており、ベルトのバックルはドクロ型だった。
- ^ ている。ただし、炎とのライバル関係は変わっておらず、サルガッソ軍との戦いを終えた後に決着を付けることにしており、最終回エンディング映像ではエンとのタイマンを行っている。
- ^ ラジオドラマ第4弾において、ライがエンに頼んだことが判明。
- ^ 初対面ではナンパされたがオカルトマニアぶりを敬遠された。
- ^ ラジオドラマ第1弾で「制服が可愛いから」という理由で着用していることが語られた。
- ^ ラジオドラマ第3弾より。
- ^ そのことは仲間たちにも話したらしく、第39話で宇宙に旅立つ際、ライから「宇宙警察機構はあなたをいつまでも待っています」という正式採用の言葉を送られた。
- ^ 放映当時のアニメディアその他より。
- ^ 最終回エンディング映像では女性をナンパするシンに怒りの表情を浮かべていた。
- ^ エンの左胸ポケットにリュウへの誕生日プレゼントの本が入っていることを事前に知ったことから、エンの左胸に手裏剣を当てた。
- ^ シンいわく「意志の強そうなきりりとした表情。それでいてエッチなプロポーション」とのこと。
- ^ ヨクいわく「そんなのだからいつまでたっても彼氏ができない」とのこと。
- ^ 第4話ではデスパルスの巨大独楽に閉じ込められたアーマーシンをファイヤーバードの飛行能力で救出している。
- ^ 第47話で爆発四散したダグベースから脱出する際にもサンダーイーグルを用いた。
- ^ 次の第31話でエンはファイヤージャンボの沈んだ海に足を運び、ガクはファイヤージャンボに別れの花を送った。
- ^ リュウの手で海中に落とされたエンはブレイブ星人に助けられた後、海中内で修復されたファイヤージャンボに乗り込んだ。なお、ファイヤージャンボ内には、いつの間にか、ファイヤーストラトスも格納されており、ファイヤーラダーとファイヤーレスキューは自走で駆け付けた。
- ^ エンはガロン星人に吸われたエネルギーが大きかったため、全快せず、目を覚ましたのも翌日となった。
- ^ 各部位の合体シーンは初合体である第41話でダグベースのモニターに表示されるのみだった。
- ^ 戦闘後は疲労のため、意識を失い、倒れてしまう。
- ^ タカラ側からも「3回は出して欲しい」と言われたと証言している[3]。
- ^ アーマーシンからは当初「電車ごっこしろってのか?」と反発されたがターボカイが「出力が向上するかもしれん」と発言したことで採用を認められた。
- ^ 元々の原因はエンが「3人揃って、1人前だな」という不用意な発言をしたため。
- ^ 『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』のライブラリーでは、勇者ロボのパワーアップ形態の多くが高下駄状のパーツを装着することになぞらえて、「本当に“下駄を履いている”ロボット」と記された。
- ^ 前作『黄金勇者ゴルドラン』のゴッドシルバリオンの場合、一応は本来有していた合体機構であり「同じシルバーナイツだから合体できるはず」という見込みもあったもの、今作では合体機構が組み込まれているかどうか何も分かっていない状況で試行した。なお、スーパーライナーダグオンがヒュドロン星人を倒した翌日、ゲキはスーパーライナーダグオンの勇姿をマリアに自慢するがダグオン自体にあまり興味がないマリアには相手にされなかった。
- ^ 一部の地方では、通常通り12月28日(土)の17時から放送
- ^ 正確には、サービス放送期間中からネットしていた。
- ^ 1996年7月29日までは月曜 16:30 - 17:00、8月7日以降は水曜 16:30 - 17:00[4]。
- ^ a b c 本作の終了と同時に勇者シリーズの放送を打ち切り。
- ^ 当時、関西ローカルのドラマ『部長刑事』シリーズを土曜19時30分枠にて放送していた関係で、同時刻のテレビ朝日系列全国ネット番組を本番組の放送時間帯で放送していたことから、金曜17:00からの先行放送となった。
出典
- ^ 丸山典子 編「〔勇者シリーズ30周年記念〕大勇者特集」『フィギュア王』 No.271、ワールドフォトプレス、2020年9月30日、41頁。ISBN 978-4-8465-3229-1。
- ^ 中山基 編「タカラSFランド ミクロマン雑記帳」『フィギュア王』 No.108、ワールドフォトプレス、2007年2月28日、134頁。ISBN 978-4-8465-2642-9。
- ^ 大勇者伝説 2007, pp. 86, 「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 望月智充」
- ^ 『北日本新聞』1996年7月29日付、8月7日付各朝刊、テレビ欄。
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書から勇者指令ダグオンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から勇者指令ダグオンを検索
- 勇者指令ダグオンのページへのリンク