Bijou (cocktail)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Bijou (cocktail)の意味・解説 

ビジュー

(Bijou (cocktail) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/22 21:37 UTC 版)

ビジュー
基本情報
種別 ショートドリンク
作成技法 ステア
グラス   カクテル・グラス
アルコール度数
レシピの一例
ベース ドライ・ジン
装飾材料 マラスキーノ・チェリー
材料
ドライ・ジン …… 1/3
シャルトリューズ・ヴェール …… 1/3
テンプレートを表示

ビジュー: bijou)とは、ドライ・ジンスイート・ベルモットシャルトリューズを用いるカクテルの名称である。フランス語の宝石の意である「bijou」から採られている[1][2][3]

アンバー・ドリームエメラルド・ゴールデン・グロージュエルとも呼ばれる[2]

シャルトリューズは大きく分けてヴェール(グリーン、緑)とジョーヌ(イエロー、黄)があるが、本カクテルはシャルトリューズ・ヴェールを用いる代表的なカクテルの1つである[2]

考案者、考案された時期ははっきりしていない。1882年刊行の『Harry Johnson's Bartenders' Manual』にはビジューの記載があるが、考案者等についての記載は無い。ハリー・マッケルホーン英語版による1919年刊行の『Harry's ABC of Mixing Cocktails』には「ニュー・オーリンズのバーテンダー、ハリー・ジョンソンの創作」とのコメントがある。

日本にも早い時期には入ってきており、高野新太郎が1907年に記した『欧米料理法全書』の附録小冊子「洋酒調合法」にはビジューの記載が確認できる。

レシピの例

材料[1][2][3][4]
作り方[2][3][4][5]
  1. 材料をステアし、カクテルグラスに注ぐ。
  2. 好みでマラスキーノ・チェリーを宝石に見立ててカクテル・グラスの底に沈める[3][4]

出典

  1. ^ a b ビジュー”. Bar 石の華 石垣忍 (2019年11月). 2022年8月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e 中村健二 『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、132頁。ISBN 978-4072743935 
  3. ^ a b c d 『カクテル完全ガイドうまいつくり方の方程式』(改訂版)池田書店、2021年、78頁。 ISBN 978-4262130705 
  4. ^ a b c 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、287頁。 ISBN 978-4537218695 
  5. ^ チャールズ・シューマン、福西英三、松本みどり 『シューマンズ バー ブック』(新装版)河出書房新社、2018年、60頁。 ISBN 978-4309279213 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Bijou (cocktail)」の関連用語

Bijou (cocktail)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Bijou (cocktail)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのビジュー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS