バレット M99
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/19 02:03 UTC 版)
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| 概要 | |
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| 種類 | 対物ライフル |
| 製造国 | |
| 設計・製造 | バレット・ファイアーアームズ[1][2] |
| 性能 | |
| 口径 | 12.7 mm[1][2] |
| 銃身長 | |
| ライフリング | 8条右回り[2] |
| 使用弾薬 |
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| 装弾数 | 1発[1][2] |
| 作動方式 | ボルトアクション方式[1][2] |
| 全長 | |
| 重量 | |
バレット M99(英語: Barrett M99)は、1999年にアメリカ合衆国のバレット・ファイアーアームズ社で開発されたボルトアクション式対物ライフルである[1][3]。
開発
バレット社が先行して開発したM82は、大口径の12.7x99mm NATO弾を使用する半自動式の対物ライフルであり、アメリカ軍にも制式採用された優秀な銃であった[1][2]。しかし、その動作機構上長距離での精密射撃には向かず、また高価であったため、この点を重視して開発されたのがM99である[1][2]。
この結果、アメリカのフィフティ・キャリバー射撃協会(FCSA)が開催する世界選手権でもM99を使用した射手が優秀な成績を残すなど、バレット社が開発したものの中で最も精度が高いライフルであるとみられている[1][2][3]。
設計
M99は単発式のボルトアクション式ライフルで、全体的なデザインはM82に似ているが、全長を抑えるため機関部をグリップより後方に配置するブルパップ構造を採用している[2][4]。
使用弾薬は12.7x99mm NATO弾と.416バレット弾の二種類が選択でき、ボルトハンドルを引いて薬室に直接弾薬を挿入する仕組みである[2][5]。銃身は32インチ長のヘビーバレルと29インチ長のフルーテッドバレルの二種類が用意されている[1][5]。また後期生産モデルではマズルブレーキの形状が改良された[1]。
軽量化のためストックはアルミ合金製で、先端部に折り畳み式の二脚、後端部にも調節可能な一脚が装備され、肩当て部分には反動を吸収するリコイルパッドが装着されている[2][6]。上部にはスコープなどの光学機器を取り付けるためのピカティニー・レールがある[2][6]。
脚注
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r Jones 2011, p. 293.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 床井 2013, p. 528.
- ^ a b “Barrett M99 Still Strongest of its Kind” (英語). Barrett Firearms (2015年7月10日). 2026年3月14日閲覧。
- ^ 毛野ブースカ (2024年4月30日). “ド迫力の対物ライフルを再現「SNOW WOLF バレットM99(対物ライフル) エアーコッキング BARRETT FIREARMSライセンス刻印Ver スコープ&バイポット付属 BK」”. armsweb.jp. 2026年3月14日閲覧。
- ^ a b “Model 99™” (英語). Barrett Firearms. 2026年3月14日閲覧。
- ^ a b Ramage 2007, p. 199.
参考文献
- Richard D. Jones, ed (2011) (英語). Jane's Infantry Weapons 2011-2012. Janes Information Group. ISBN 978-071062947-0
- Ken Ramage, ed (2007) (英語). Guns Illustrated 2008. Gun Digest. ISBN 978-0896895331
- 床井雅美『オールカラー最新軍用銃事典』並木書房、2013年5月1日。 ISBN 978-4-89063-303-6。
関連項目
外部リンク
- Barrett Model 99™ - YouTube(バレット社の公式動画)
- Barrett M99のページへのリンク