Aimpointとは? わかりやすく解説

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【Aimpoint】(えいむぽいんと)

スウェーデンのダットサイトやスコープの製造メーカー。

主な商品としてComp m2やComp m4などがある。

主要製品

メーカーホームページ
http://www.aimpoint.com/


Aimpoint

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/18 16:02 UTC 版)

エイムポイント
Aimpoint AB
種類 非公開会社
市場情報 非上場
本社所在地  スウェーデン・マルメ
設立 1974年
業種 精密機器
事業内容 ドットサイトおよび関連アクセサリーの開発・製造
外部リンク https://www.aimpoint.com/
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エイムポイント(英語:Aimpoint AB)は、スウェーデンのマルメに本社を置く光学機器メーカーである。銃器に装着する反射式ドットサイトおよび関連アクセサリーを開発・製造している。

1974年に設立され、1975年に同社初の市販製品「Aimpoint Electronic」を発売した[1]。

製品は狩猟、スポーツ射撃、軍事、警察などの用途に使用される。アメリカ陸軍では、エイムポイント製の照準器を基にした「M68 Close Combat Optic」がM4A1カービンの標準的な光学照準器の一つとして採用されている[2]。

日本では渋谷にある光学機器メーカー、株式会社ノーベルアームズが輸入代理店となっている。

沿革

1974年、スウェーデンで設立された。

同社のドットサイトは、技術者のヨン・アルネ・インゲムンド・エクストランドが考案した照準器を基礎として開発された。1975年、発光ダイオードを用いてレンズ上に赤色の照準点を表示する「Aimpoint Electronic」を発売した[1][3]。

Aimpoint Electronicは、銃器用の市販型ドットサイトの初期製品の一つであり、倍率を持たない反射式照準器として販売された。

1980年代には、狩猟用およびスポーツ射撃用のドットサイトを展開した。

1993年、軍・警察用途を想定した「Comp」シリーズを発売した。Compシリーズは円筒型の本体を持つ等倍のドットサイトで、暗視装置との併用が可能なモデルも開発された。

1997年、アメリカ陸軍はエイムポイント製CompM2をM68 Close Combat Opticとして採用する契約を締結した。

2000年代には後継のCompM3およびCompM4が開発された。CompM4は2007年に発表され、単3形電池を使用する軍・警察向けモデルとして展開された。

2007年、小型・軽量化した「Micro」シリーズを発売した。初期製品は軍・警察向けのMicro T-1と、狩猟・民間向けのMicro H-1であった。

2011年、法執行機関向けの「PRO」(Patrol Rifle Optic)を発売した。

2018年、拳銃への装着を想定した密閉型小型ドットサイト「Acro」シリーズを発表した。初代製品のAcro P-1およびC-1は2019年に販売が開始された。

2020年代には、Micro T-2、CompM5、Acro P-2、Duty RDS、COAなどを展開している。

製品

エイムポイントの製品は、基本的に倍率を持たない反射式照準器である。レンズを通して標的を確認しながら、発光ダイオードによって投影された赤色の照準点を重ね合わせて使用する。

Compシリーズ

Compシリーズは、軍、警察、法執行機関向けを中心とする円筒型ドットサイトである。

主な製品には以下がある。

  • CompM2
  • CompM3
  • CompM4
  • CompM4s
  • CompM5
  • CompM5s
  • CompC3

CompM2はアメリカ軍でM68 Close Combat Opticとして採用された。後継のCompM4およびCompM4sも、M68 CCOの一部として使用されている。

CompM4は単3形電池を使用し、暗視装置に対応する低輝度設定と、昼間用の輝度設定を備える。

Microシリーズ

Microシリーズは、従来のCompシリーズよりも小型・軽量化されたドットサイトである。

主な製品には以下がある。

  • Micro T-1
  • Micro T-2
  • Micro H-1
  • Micro H-2

Tシリーズは軍、警察、戦術用途を想定し、暗視装置に対応する輝度設定を備える。Hシリーズは主に狩猟およびスポーツ射撃向けとして販売されている。

Microシリーズで採用された4本ねじ式の取り付け規格は、他社の小型ドットサイトにも採用され、「Aimpoint Micro footprint」などと呼ばれる取り付け規格の一つとなった。

Acroシリーズ

Acroは、Advanced Compact Reflex Opticの略称である。

発光ダイオードとレンズを金属製のハウジングで覆った密閉型ドットサイトであり、雨、水分、泥、ほこりなどが発光部へ入りにくい構造を持つ。

主な製品には以下がある。

  • Acro P-1
  • Acro P-2
  • Acro C-1
  • Acro C-2
  • Acro S-2

Pシリーズは軍、警察、法執行用途を主な対象とする。Cシリーズは民間・スポーツ射撃向け、S-2は散弾銃への装着を想定したモデルである。

Acroシリーズの取り付け規格は、照準器を横方向からクランプで固定する構造を採用している。この規格は他社製品にも採用され、「Acro footprint」と呼ばれることがある。

Duty RDS

Duty RDSは、法執行機関および軍用小銃向けの小型ドットサイトである。

Microシリーズに近い形状を持つが、輝度調整用の押しボタン、専用の取り付け構造などを採用している。

2025年には、中央のドットと円形レティクルを切り替えられる「Duty RDS MR」が発表された[4]。

PRO

PROは、Patrol Rifle Opticの略称である。警察や法執行機関のパトロールライフルを想定したドットサイトで、30ミリメートル径の本体とQRP2マウントを備える。

Hunterおよび9000シリーズ

Hunterおよび9000シリーズは、主に狩猟用小銃や散弾銃への装着を想定した円筒型ドットサイトである。

製品によって本体の長さ、リング径、照準点の大きさなどが異なる。

COA

COAは、拳銃への直接装着を想定した小型密閉式ドットサイトである。

同社が開発した「A-CUT」と呼ばれる取り付け規格を使用し、照準器を拳銃のスライドへ低い位置で固定する構造を持つ[5]。

技術

反射式照準器

エイムポイントのドットサイトは、発光ダイオードが発する光を、レンズ内面の反射膜によって射手の目へ反射させる。

射手にはレンズ上に赤色の照準点が浮かんでいるように見える。照準器自体には通常、光学的な倍率がなく、両目を開いた状態で使用することを想定している。

発光ダイオード

照準点の光源には発光ダイオードが使用される。

初期のAimpoint Electronicでは水銀電池を使用していたが、後年の製品ではボタン型リチウム電池、単3形電池などが使用されている。

発光ダイオードの省電力化により、一部の製品では通常の明るさ設定で数万時間に及ぶ連続使用時間を公称している。

照準点の大きさ

照準点の大きさは、角度の単位であるMOAで表される。

小さい照準点は遠距離で標的を隠しにくく、大きい照準点は近距離で視認しやすい。製品によって2 MOA、3.5 MOA、4 MOA、6 MOA、9 MOAなどの仕様がある。

暗視装置への対応

軍・警察向け製品の一部は、肉眼ではほとんど確認できない低輝度設定を備え、暗視装置を通して照準点を確認できる。

暗視装置対応モデルには、CompMシリーズ、Micro Tシリーズ、Acro Pシリーズなどがある。

軍・法執行機関での使用

1997年、アメリカ陸軍はCompM2をM68 Close Combat Opticとして採用した。

M68 CCOは等倍のドットサイトで、射手が両目を開いたまま標的を捕捉し、状況認識を維持することを目的としている。アメリカ陸軍によれば、M68 CCOはM4A1カービンの標準的な照準器であり、暗視装置にも対応する[2]。

CompM2の後にはCompM4およびCompM4sがM68 CCOとして使用された。

エイムポイント製品は、アメリカ軍以外にも、スウェーデン軍をはじめとする各国の軍隊、警察、法執行機関で使用されている。

ただし、特定の製品が部隊全体に一律支給されているか、個別調達されているかは国や機関によって異なる。

取り付け規格

Microマウント

Micro T-1およびH-1で導入された取り付け方式で、照準器の底面を4本のねじでマウントへ固定する。

後に複数の光学機器メーカーが同様の寸法を採用し、小型ドットサイトの代表的な取り付け規格の一つとなった。

Acroマウント

Acroシリーズで導入された取り付け方式である。

照準器底面の横溝とマウントをかみ合わせ、側面のクランプで固定する。照準器本体を上からねじ止めする一般的な拳銃用ドットサイトとは異なる構造を持つ。

製造・拠点

本社は、スウェーデン南部のマルメに所在する。公式に掲載された所在地はJägershillgatan 15, 213 75 Malmöである[6]。

同社の製品はスウェーデンで開発・製造されている。

アメリカ合衆国には子会社のAimpoint Inc.を置き、北米市場における販売、軍・警察向け契約、保証対応などを行っている[7]。

脚注

  1. 1 2 “Our history” (英語). Aimpoint. Aimpoint AB. 2026年7月14日閲覧。
  2. 1 2 “M68 Close Combat Optic” (英語). Capability Program Executive Ground. United States Army. 2026年7月14日閲覧。
  3. ↑ “Aimpoint Electronic Red Dot Reflex Sight” (英語). Aimpoint. Aimpoint AB. 2026年7月14日閲覧。
  4. ↑ “Aimpoint Launches Duty RDS MR” (英語). Aimpoint. Aimpoint AB (2025年8月27日). 2026年7月14日閲覧。
  5. ↑ “COA” (英語). Aimpoint. Aimpoint AB. 2026年7月14日閲覧。
  6. ↑ “Contact us” (英語). Aimpoint. Aimpoint AB. 2026年7月14日閲覧。
  7. ↑ “Warranty and service” (英語). Aimpoint. Aimpoint AB. 2026年7月14日閲覧。

関連項目

外部リンク



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