AK-725とは? わかりやすく解説

AK-725

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/10 05:28 UTC 版)

AK-725
種類 艦砲
原開発国 ソビエト連邦
運用史
配備期間 就役中
諸元
重量 14,500 kg[1]

砲弾 2.8 kg[2]
口径 57 mm口径 / 75口径長[2]
銃砲身 水冷式、2連装[2]
仰角 -10°/+85°[2]
俯仰速度:30°/s[2]
旋回角 ±200°[2]
旋回速度: 35°/s[2]
発射速度 100発/分(1門)[2]
初速 1,020 m/s[2]
最大射程 約13,000 m[2]
装填方式 ベルト式給弾[2]
テンプレートを表示

AK-725ロシア語: АК-725)は、ソビエト連邦が開発した艦砲[2]ZIF-31ロシア語版57mm連装砲の後継として、1950年代から開発された[2]

概要

1950年代のソ連艦に装備されていたZIF-31の後継となる艦砲で、開発は1956年11月から始まり、1961年から量産を開始、1964年7月に初号機がソ連海軍に納入された[1][2]

甲板下の給弾庫から砲塔までのすべての操作が自動化された全自動砲で、MR-103 バルス(NATO名:マス・コブ)またはMR-123 ヴィンペル(NATO名:バス・ティルト)射撃指揮装置とセットで運用される[3][4]。砲身は水冷式の2連装で、給弾はベルト式である[2]

1134型(クレスタI型)ミサイル巡洋艦や1123型(モスクワ級)対潜巡洋艦のような大型艦から、1124型(グリシャ型)小型対潜艦や1234型(ナヌチュカ型)小型ミサイル艦の初期型のような小型艦まで、各種の艦艇に装備された[2]。しかし、故障が多く砲術関係者を悩ませたうえ、戦闘価値も極めて低かったと評されている[5]。1987年には、訓練用ミサイルに誤ってロックオンされたソ連海軍の小型ミサイル艦が本砲で対空射撃を行ったものの、ミサイルを撃墜することができずに被弾、乗員39名が死亡するという事故も起きている[3]

搭載艦艇

 ソビエト連邦海軍/ ロシア海軍

 人民海軍/ インドネシア海軍

脚注

出典

  1. 1 2 ポルトフ 2010, p. 87.
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 多田 2015, p. 100.
  3. 1 2 デアゴスティーニ 2004, p. 28.
  4. 多田 2015, pp. 163–164.
  5. ポルトフ 2010, p. 100.

参考文献

  • アンドレイ V. ポルトフ「ソ連/ロシア巡洋艦建造史」『世界の艦船』第734号、海人社、2010年12月。 
  • 多田智彦「世界の艦載兵器」『世界の艦船』第811号、海人社、2015年1月。 
  • 『週刊ワールド・ウェポン 世界の兵器 完全データ・ファイル』第99巻、デアゴスティーニ、2004年。 

関連項目


AK-725(ロシア語版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/07 05:11 UTC 版)

S-60 57mm対空機関砲」の記事における「AK-725(ロシア語版)」の解説

1958年導入されS-60艦載型であり、単装あるいは連装の形で当時駆逐艦搭載された。

※この「AK-725(ロシア語版)」の解説は、「S-60 57mm対空機関砲」の解説の一部です。
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