2つ目の物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 06:51 UTC 版)
2つ目の物語では、嵐神がイルルヤンカシュに敗れ、嵐神は蛇に心臓と眼を奪い取られる(これは神としての力を奪われたと解釈される)。イルルヤンカシュに逆襲すべく、嵐神は貧しい人間の娘と結婚した。 嵐神と人の間の子である半神(男児)が成長すると、嵐神はその息子をイルルヤンカシュの娘に婿入りさせた。嵐神は「妻の家を訪れたときに心臓と眼の在り処を聞きだせ」と息子に命じた。息子はイルルヤンカシュに眼と心臓のその在り処を尋ね、それらを譲り受けた。息子から目と心臓を渡されると、嵐神は本来の力を蘇らせた。嵐神は再びイルルヤンカシュに挑むが息子はイルルヤンカシュ側にいた。「我を助けるな」と、息子は天に向かって叫んだ。その声を聞いた嵐神は、自分の息子ごと心置きなくイルルヤンカシュを殺した。
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