高麗美術館とは? わかりやすく解説

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高麗美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 02:54 UTC 版)

高麗美術館
Koryo Museum
施設情報
専門分野 美術館
館長 井上満郎 [1]
事業主体 公益財団法人高麗美術館
開館 1988年10月25日 [1]
所在地 075-491-1192
京都市北区紫竹上岸町15番地
位置 北緯35度3分15.6秒 東経135度45分2.9秒 / 北緯35.054333度 東経135.750806度 / 35.054333; 135.750806座標: 北緯35度3分15.6秒 東経135度45分2.9秒 / 北緯35.054333度 東経135.750806度 / 35.054333; 135.750806
外部リンク http://www.koryomuseum.or.jp/
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高麗美術館(こうらいびじゅつかん)は、京都府京都市北区にある美術館1988年開館。運営は公益財団法人高麗美術館。

概要

高麗青磁朝鮮白磁をはじめとする陶磁器や、考古資料、絵画、民俗資料など、朝鮮半島の美術工芸品1700点を収蔵する[2][3]日本で唯一の韓国・朝鮮の専門美術館である。研究所として高麗美術館研究所を付置する[2]

歴史

1988年、在日朝鮮人一世の実業家である鄭詔文(チョン・ジョムン、1918年 - 1989年)の蒐集品をもとに創設された[4]。収蔵品である朝鮮の美術品はすべて日本で蒐集されたものである[3]。鄭詔文は、美術品を通して朝鮮の歴史と文化の理解を深め共感を分かつこと[4]、また在日一世としての経験から「同胞の若い人々」が祖国の風土を感得することを宿願としていた[2]

1998年、上田正昭が第二代館長に就任[1]

2016年より井上満郎が第三代目館長に就任。

脚注

  1. ^ a b c 上田正昭. “高麗美術館について”. 公益財団法人 高麗美術館. 2015年8月12日閲覧。
  2. ^ a b c 有光教一. “高麗美術館研究所について”. 公益財団法人 高麗美術館. 2015年8月12日閲覧。
  3. ^ a b コレクション”. 公益財団法人 高麗美術館. 2015年8月12日閲覧。
  4. ^ a b 鄭詔文”. 東京文化財研究所. 2015年8月12日閲覧。

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