高杉吏麒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 13:38 UTC 版)
高杉吏麒 | |
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阪神競馬場パドック(2025年3月22日)
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 滋賀県[1] |
生年月日 | 2005年9月28日(19歳) |
身長 | 165 cm[1] |
体重 | 48.3 kg[1] |
血液型 | A型[1] |
騎手情報 | |
所属団体 | JRA |
所属厩舎 | 栗東・藤岡健一 (2024.3.2 - ) |
初免許年 | 2024年 |
免許区分 | 平地・障害 |
高杉 吏麒(たかすぎ りき、2005年9月28日 - )は、中央競馬(JRA)・栗東トレーニングセンターの騎手。滋賀県出身。
来歴
祖父が栗東トレセンで厩務員として働いており、馬と接していくうちに自然と馬のことが好きになり将来馬と関わる仕事に就きたいと思うようになる[2]。2021年4月、競馬学校騎手課程に40期生として入学する[3]。2024年2月に競馬学校を卒業し、3月1日付で騎手免許が交付された。卒業時には騎乗技術優秀者に贈られる「アイルランド大使特別賞」を受賞した[4]。
同年3月2日に行われた小倉競馬場の第2レースで藤岡健一厩舎所属の騎手としてデビュー[5]。3月23日の中京競馬場第6レースで初騎乗から16鞍目でJRA初勝利を挙げた[6]。2024年は48勝を記録し、最多勝利新人騎手賞と中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した[7]。
2025年1月21日に高知競馬場で行われた第39回全日本新人王争覇戦で第1戦、第2戦と連勝し、完全優勝で新人王を獲得した[8]。同年6月15日阪神競馬場で行われた宝塚記念にプラダリアに騎乗し、G1初騎乗を果たした[7]。
エピソード
目標とする騎手はクリストフ・ルメール、藤岡佑介、坂井瑠星[2]。
騎乗成績
概要
日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初騎乗 | 2024年3月2日 | 2回小倉7日目2R | 3歳未勝利 | ファイツオン | 18頭 | 1 | 2着 |
初勝利 | 2024年3月23日 | 1回中京5日目6R | 3歳未勝利 | コムルヴァン | 16頭 | 7 | 1着 |
重賞初騎乗 | 2024年3月10日 | 1回中京2日目11R | 金鯱賞 | ワイドエンペラー | 13頭 | 12 | 6着 |
GI初騎乗 | 2025年6月15日 | 3回阪神4日目11R | 宝塚記念 | プラダリア | 17頭 | 15 | 13着 |
脚注
出典
- ^ a b c d 騎手名鑑. JRA. 2025年6月29日閲覧
- ^ a b 2024年 ルーキーズ. JRA. 2025年6月29日閲覧
- ^ “JRA競馬学校騎手課程 石神深一騎手の長男、深道君を含む8人が合格 女性の合格者は1人”. スポーツ報知. 2025年6月29日閲覧。
- ^ “アイルランド大使特別賞は高杉吏麒騎手「さまざまな面でモチベーション」凱旋門賞Vが目標”. 日刊スポーツ. 2025年6月29日閲覧。
- ^ “【小倉2R・3歳未勝利】ルーキー高杉吏麒騎手は悔しい2着「僕の技術不足のせいで勝てなくて申し訳ない」”. スポーツ報知. 2025年6月29日閲覧。
- ^ “ルーキー高杉吏麒騎手JRA初勝利!自厩舎コムルヴァンで抜け出し「直線は長かった」”. 日刊スポーツ. 2025年6月29日閲覧。
- ^ a b “【宝塚記念】G1初挑戦の19歳・高杉吏麒騎手が最年少制覇へ「プレッシャーを感じることなく臨めます」”. スポーツ報知. 2025年6月29日閲覧。
- ^ “【高知競馬】JRA高杉吏麒が連勝で完全V「年が近いだけに負けたくなかったです」/全日本新人王争覇戦”. 東京スポーツ. 2025年6月29日閲覧。
外部リンク
- 高杉吏麒のページへのリンク