馬上役とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 馬上役の意味・解説 

馬上役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/20 20:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

馬上役(むまのかみやく/ばじょうやく)は、中世日本祇園社日吉社稲荷社などの神社の祭礼に置かれた頭役。中世には「むまのかみやく」と称されていたが、今日では「ばじょうやく」と通称されることが多い。

概要

平安時代末期より、馬を率いる馬長を務める者が馬上役として頭役を務めるとともに経済的な負担を行った。祇園会では洛中の富豪の中から馬上役が選ばれ、祭りの中心が山鉾に移った鎌倉時代中期以後も重要な役割を果たした。また、馬上役にかかる負担を在地に転嫁することが行われる場合もあった。室町幕府より武家役として馬上役として課される例もあった。

参考文献

  • 福島金治「馬上役」(『日本荘園史大辞典』(吉川弘文館、2003年) ISBN 978-4-642-01338-3



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「馬上役」の関連用語

馬上役のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



馬上役のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの馬上役 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS