香港電影資料館
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香港電影資料館(ほんこんでんえいしりょうかん、英語: Hong Kong Film Archive)は香港香港島西湾河鯉景道50号にある博物館である。5階建ての建築で延べ床面積は7,200㎡である。香港映画と関連資料を保存、修復、展示する。1993年に開館し[1]、現在地での営業は2001年1月3日から開始した。
概要
資料館はアーカイブと放映室から構成し、すでに12,867部の映画と1,136,197点の映画関連資料を所蔵している。所蔵している最も古い映画は1898年の香港風景のドキュメンタリーである。映画のほか、写真、脚本、ポスター、レコードなど映画関係の資料も多く所蔵し、タイム誌からは「アジア見逃せない体験」と評価されている[2]。
修復
資料館は香港映画の映像収集と修復にも努め、個人の寄付と貸し出しも受付している。2011年からは「彩色青春」(1966)、 「黃飛鴻正伝」(1949)、「苦児流浪記」(1960)、「天上人間」(1941)、「蝶影紅梨記」(1959)など多くの映画を修復したほか[3]、古い映画のデジタル化も進めている[4]。
出典
- ^ “Organisational structure” (中国語). Hong Kong Film Archive. 2014年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月23日閲覧。
- ^ “香港旅遊發展局”. オリジナルの2020年5月10日時点におけるアーカイブ。 2016年4月9日閲覧。 アーカイブ 2020年5月10日 - ウェイバックマシン
- ^ “修復故事”. 香港電影資料館. 2024年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月31日閲覧。
- ^ “重現昔日香港 電影資料館擬5年數碼化150菲林片”. 東方日報. (2019年5月12日) 2020年3月5日閲覧。
外部リンク
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