金子恵以子とは? わかりやすく解説

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金子恵以子

(金子恵似子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/03 06:56 UTC 版)

金子 恵以子(かねこ えいこ、1942年[1] -)は、日本の元フィギュアスケート選手(アイスダンス)。パートナーは竹内己喜男

1957年から1964年まで全日本選手権8連覇。1962年世界フィギュアスケート選手権日本代表。東京生まれ。日本体育大学卒。

経歴

スケートを始める前は、5歳からタップダンスを荻野幸久から学び[2]東宝のショーに出演していた。 小学2年からスケートを始め、10歳から稲田悦子に師事する。

1957年、全日本ジュニア選手権女子シングルで優勝。同年、竹内己喜男とカップルを組み全日本選手権に出場し優勝。アイスダンスの初代全日本チャンピオンとなる。その後、1964年まで全日本選手権で8連覇を達成する。シングル選手としても、1961年国体の一般女子2位など活躍した[3]

1962年の世界フィギュアスケート選手権には、日本人として初めて同大会のアイスダンスに出場し、17位となった。 日本体育大学を卒業後引退して、後楽園アイスパレスでコーチとなる。2001年よりシチズンアイススケートリンクで主任コーチインストラクターとなる[4]。 日本初のアイスダンスコーチとして、城田憲子らを指導した。

氷上で滑走しながら踊るというアイスフォークダンスを開発した。スペシャルオリンピックスのフィギュアスケートの日本代表コーチとなった。

主な戦績

大会/年 1956-57 1957-58 1958-59 1959-60 1960-61 1961-62 1962-63 1963-64
世界選手権 17
全日本選手権 1 1 1 1 1 1 1 1
全日本Jr.選手権 1

著作

  • 『図解スケートの教室』日本スケート・フォークダンス普及会編、北隆館、1968年 [5]

脚注

  1. ^ フィギュアスケート温故知新 第6回 金子恵以子さん「日本アイスダンスの黎明」『フィギュアスケートDays vol.15』 ダイエックス出版 2012年10月12日 p.83
  2. ^ 『アサヒグラフ』1957年2月3日 号 p.13
  3. ^ 国民体育大会 第16回大会 p.92
  4. ^ 金子 恵以子 プロフィール - ウェイバックマシン(2007年3月21日アーカイブ分)
  5. ^ 図解スケートの教室 - Webcat Plus



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