野田稲吉とは? わかりやすく解説

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野田稲吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/16 21:30 UTC 版)

野田 稲吉(のだ とうきち、明治36年(1903年8月29日 - 平成9年(1997年9月29日)は、日本の応用化学者名古屋大学名誉教授、三重大学名誉教授(元学長)[1]

来歴

山梨県出身。1927年東京帝国大学応用化学科卒業。1929年東京工業大学講師、1930年助教授を経て、1941年名古屋帝国大学教授、1961年年名古屋大学工学部長、1967年三重大学学長。1953年年フルブライト・プログラム交換教授として渡米した。天然雲母の不足から合成雲母の研究と試作をおこない、透明大型の結晶の製造に成功し、その特性を解明した。1973年勲二等旭日重光章受章。

受賞歴

  • 1940年 工業化学会有功章
  • 1951年 中日文化賞
  • 1957年 日本学士院賞 「合成雲母に関する研究」
  • 1957年 George Stakel Memorial Award
  • 1977年 窯業協会賞功労賞
  • 1991年 日本セラミックス協会創立百周年記念学術功労賞 「合成雲母の育成研究及び業界の発展に尽した功績」

家族

妻のうめは甲野棐の二女。

参考文献

脚注

  1. ^ 野田 稲吉(読み)ノダ トウキチコトパンク



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