野津幌川とは? わかりやすく解説

野津幌川

読み方:ノッポロガワ(nopporogawa)

所在 北海道

水系 石狩川水系

等級 1級


野津幌川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 15:52 UTC 版)

野津幌川

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野津幌川(のっぽろがわ)は、北海道石狩平野を流れるで、石狩川水系厚別川支流の一級河川である。野津幌の名はアイヌ語で「野の中を流れる川」を意味する「ヌプ・オル・オ・ペツ」か、「濁った所」を意味する「ヌプル・オッ」に由来する。

流路

北海道北広島市北西部の種苗管理センターの北、千歳線の南から流れ出て、千歳線の南を北北西ないし北西に向かって流れる。札幌市厚別区との境界で大曲川を合わせ、北に向かう。そのまま札幌市の東端を北に流れて小野津幌川を合わせる。江別市の西部に入り、そこで厚別川に合流英語版する。流域は大曲川との合流点近くまでが緩い丘陵地で、それより下流が低地である。中流部は札幌市街の縁辺にあたる住宅地として開発が進んでいる。

流域の自治体

北海道
北広島市札幌市厚別区江別市

歴史

20世紀の前半まで、豊平川に直接注いでいた。下流は低地で、水はけの悪い泥炭地であった。長く農地にされず、20世紀後半に札幌市の人口が拡大するに及び、住宅地として開発が望まれるにいたった。軟弱な地盤の上に堤防を作る際に、長い年月と労力が費やされ、完成した堤防の4倍の量の土が投入された。それだけの量が湿地に沈みこんだのである。

手前が大曲川。右から左に野津幌川。正面の堤は千歳線 (2004年4月)

支流

  • 大曲川 - 札幌市清田区と北広島市との境界を流れる河川。流路は野津幌川の合流点上流より長い。大曲川とは、この川を渡るかつての国道36号が大きく曲がっていたことから付けられた。川自身はあまり蛇行していない。
  • 小野津幌川

橋梁

参考文献

  • 札幌市教育委員会編『札幌の水』、北海道新聞社。



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