郡参事会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 歴史民俗用語 > 郡参事会の意味・解説 

郡参事会

読み方:グンサンジカイ(gunsanjikai)

郡における副議決機関


郡参事会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 02:00 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

郡参事会(ぐんさんじかい)は、明治時代から大正時代にかけて、地方公共団体であった時期のに置かれた機関。

概要

郡参事会は、1890年(明治23年)5月制定の郡制によって設置された郡会の付属機関である。郡長が郡参事会議長を兼ね、郡参事会を主宰した。

郡参事会は、郡会議員の互選による3人と知事選任の1人、それに議長を務める郡長の5人で構成された。同会は、郡会提出議案の事前審査、郡会委任事項や臨時急施事項の議決のほか、町村監督事務への参与など、広範な権限を有していた。

1923年(大正12年)、原内閣により実施された郡制廃止を受け、郡会と共に郡参事会も廃止された。

参考文献

  • 「福井県史通史編全5巻 近現代一」 第一章 近代福井の夜明け.第四節 福井県の誕生.四 郡制、府県制の施行 (福井県史復刻刊行会 1970年 大正9年-11年刊の複製)


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「郡参事会」の関連用語

郡参事会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



郡参事会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの郡参事会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS