賦役黄冊とは? わかりやすく解説

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ふえき‐こうさつ〔‐クワウサツ〕【賦役黄冊】

読み方:ふえきこうさつ

中国明代租税台帳戸籍台帳1381年洪武帝朱元璋)によって全国的に作成され以降10年ごとに改訂された。黄冊


賦役黄冊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 14:31 UTC 版)

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賦役 黄冊(ぶえき こうさつ)は、朱元璋(洪武帝)が定めた農村戸籍台帳兼租税台帳

概念

  • 戸籍台帳……人の身分関係(親子であること、婚姻していること、亡くなったことなど)を記載した帳票のこと。
  • 租税台帳……押収した税を記載した帳票のこと。

概要

  • 1381年に太祖洪武帝(朱元璋)が農村を復活させ、租税基盤を確立しようとし、戸籍台帳兼租税台帳として全国一斉に賦役黄冊を作成させた。目的は流民を戸籍に登録し、租税を負担させることだった。表紙が黄色だったので、「賦役黄冊」と呼ばれていた。
  • 「賦」は農作物現物納を意味し、「役」は労働負担を意味する。


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