豊川市一家5人殺傷事件とは? わかりやすく解説

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豊川市一家5人殺傷事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/19 02:22 UTC 版)

豊川市一家5人殺傷事件(とよかわしいっかごにんさっしょうじけん)とは、2010年4月17日愛知県豊川市で、無職の男が自分の両親など一家5人を殺傷した事件である。

概要

2010年4月16日午前2時40分頃、豊川市伊奈町前山に住む58歳の男性宅で、長男(当時30歳)が父親(当時58歳)と三男夫婦の長女(当時1歳)を殺害し、また母親(当時58歳)と三男(当時22歳)と三男の内縁の妻(当時27歳)に怪我を負わせ、自室の布団に火をつけて家を半焼させた。長男はその後、近所の葬儀場の敷地で現行犯逮捕された。

背景

長男は中学校を卒業後、製菓工場に勤めるも1年ほどで退職。以後は職に就かず、十数年の間引きこもりの状態で、インターネットオークションで200万 - 300万円の借金を抱えていた。借金が原因でインターネットを解約されたことに激怒し一家を殺傷したのち、自宅の布団に火をつけた。事件前たびたびパトカーが駆けつける騒ぎになっていた[1]

2010年5月7日、長男は自宅への放火容疑で再逮捕された。警察は長男の精神鑑定を行なった。

裁判

精神鑑定では長男に中程度の知的障害自閉症があるという鑑定結果が出された。

2011年11月30日名古屋地裁での公判で検察側は無期懲役を求刑。12月7日に懲役30年の実刑判決が言い渡された。

2012年11月19日最高裁判所第二小法廷(小貫芳信裁判長)は上告を棄却した[2]

脚注

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