谷厳寺とは? わかりやすく解説

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谷厳寺

読み方:コクゴンジ(kokugonji)

別名 山の寺

宗派 曹洞宗

所在 長野県中野市

本尊 釈迦三尊

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

谷厳寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 09:12 UTC 版)

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谷厳寺
所在地 長野県中野市赤岩332
山号 竜厳山
宗派 曹洞宗
創建年 天長2年(825年
開基 月庵源江大禅定
中興年 文明年間
中興 宗従
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地図

谷厳寺(こくごんじ)は長野県中野市にある曹洞宗の寺院。山号は竜厳山。

歴史

本尊は釈迦牟尼仏で、脇侍に文殊・普賢両菩薩がある。寺伝によれば、天長2年(825年)創建の高社山神宮寺を前身とし、当初は真言宗寺院であり、月庵源江大禅定を開基とする。また、薬師如来(医王尊)の霊場で修験道場として、分院も四十八を数える程であった。また山上に庫裏、山下に聖観音堂があった。平安時代には貴賤問わず参詣者が多かったが次第に衰微し、文明年間に備中国洞松寺11世宗従を迎えて中興とし、曹洞宗に転じた。慶長年間には山崩れによって堂宇を消失したが、寛永10年(1633年)に6世揺厳が現在地に堂宇を再建させた。慶安2年(1649年)には江戸幕府から朱印10石と山林を安堵された。

境内には本堂、鐘楼、庫裏、山門などがあり、樹齢500年以上の揺厳枝垂桜をはじめ、約1000本以上のシダレザクラやソメイヨシノがある。平成18年(2006年)に住職が井戸を掘りあて、平成22年(2010年)に「谷厳寺の延命水」として長野県の「信州の名水・秘水」に指定された。参道には正徳6年銘の結界石と六地蔵がある。

所在地

長野県中野市赤岩332番地

脚注

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参考文献

座標: 北緯36度47分20.9秒 東経138度22分23.2秒 / 北緯36.789139度 東経138.373111度 / 36.789139; 138.373111



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