衛旌とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 衛旌の意味・解説 

衛旌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 15:41 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

衛 旌(えい せい、生没年不詳)は、中国三国時代の人物。子旗徐州広陵郡の人。

生涯

若いころ歩騭と知り合って親友になり、共に瓜を売って生計を成し、夜は勉学に励んでいたという。ある時、歩騭と会稽の有力者の焦矯(征羌県令、焦征羌)を訪ねた事があったが、焦矯が二人を見下してぞんざいに扱ったため、衛旌が屈辱に憤慨したものの、歩騭は平然と応対したという。

のち呉に仕えた。武陵太守になった。歩騭が太子の孫登に対し、荊州で仕事に励んでいる11名の人材として、名を挙げた内の一人である[1]

蔣琬が大将軍になると、潘濬が蔣琬との内通を疑われ衛旌が孫権に報告したところ、孫権はそれを聞き入れず、封をしたまま潘濬に手紙を渡し、衛旌を中央に召喚し免職にした。長い時間が経ってから、尚書に復職し、在任中に死去した。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 諸葛瑾陸遜朱然呂岱潘濬裴玄・夏侯承・衛旌・李粛・周条・石幹

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「衛旌」の関連用語

衛旌のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



衛旌のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの衛旌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS