英一川
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英 一川(はなぶさ いっせん、生年不明‐安永7年1月28日(1778年2月24日))は江戸時代の英派の絵師。
来歴
英一舟の門人。一舟の子。名は宗峰または宗沢。通称は新次郎。一川、松下庵、松庵と号した。明和から安永年間に活躍しており、英流の戯画をよくし英家の3代目を継承している。墓所は芝の二本榎承教寺中顕乗院。法名は英徳院一川日長。
一川の没後、一時、後継が途絶えた。
門人に英一珪がいる。
作品
作品名 | 技法 | 形状・員数 | 寸法(縦x横cm) | 所有者 | 年代 | 落款 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
霊亀図 | 紙本墨画淡彩 | 1幅 | 82.1x29.0 | 西盛寺(亀山市)[1] | 款記「英一川画」/印文不明白分方印 |
脚注
- ^ 亀山市 亀山市歴史博物館編集・発行 『亀山市史 美術工芸編』 2011年3月31日、pp.275-278,334。
参考文献
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