船戸牧子
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船戸 牧子(ふなど まきこ、1932年〈昭和7年〉5月[1] - )は、日本の翻訳家、日本語教師。
東京女子大学文学部社会学科卒。ミネソタ大学に留学。英米文学、特に推理小説やSFを翻訳した。
1979年から4年間、コミュニティー誌「OCSニュース」で「学校訪問」シリーズを執筆。1985年から16年間、ニューヨーク市の高校で日本語教師を務めた。
著書
- 『学校が生きてる――ニューヨークの現場から』(東京図書出版会) 2006.10
翻訳
- 『光る指先』(E・S・ガードナー、早川書房、世界探偵小説全集) 1957
- 『危険な未亡人』(E・S・ガードナー、早川書房、世界探偵小説全集) 1957
- 『餌のついた釣針』(E・S・ガードナー、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1959
- 『牝牛は鈴を鳴らす』(E・S・ガードナー、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1961
- 『うしろ向きの騾馬』(E・S・ガードナー、早川書房、世界ミステリーシリーズ) 1966
- 『中継ステーション』(クリフォード・D・シマック、早川書房) 1966、のち文庫
- 『人狼原理』(クリフォード・D・シマック、早川書房) 1969、のち文庫
- 『たそがれの地球』(ポール・アンダースン、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1971
- 『ドラゴンの戦士』(アン・マキャフリイ、早川書房、「竜の戦士」文庫) 1973
脚注
- ^ 『危険な未亡人』奥付頁に記載の訳者紹介を参照。
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