肺サーファクタントタンパク質-Dとは? わかりやすく解説

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肺サーファクタントタンパク質-D

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/16 06:33 UTC 版)

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肺サーファクタントタンパク質-D(はいサーファクタントたんぱくしつディー、英語: pulmonary Surfactant Protein-D、略:SP-D)は、肺サーファクタントタンパク質ドメインである。表記のゆれとして、肺サーファクタント プロテインD肺サーファクタント蛋白D[1]などがある。

生理作用

II型肺胞上皮細胞から分泌される。このたんぱく質の役割は、肺胞を潰しかねない表面張力を肺胞内を潤すことで緩和する界面活性剤としての役割のほか、カルシウム依存性によって糖質と結合するC型レクチン・スーパーファミリーに属し、肺胞内の自然免疫機能を担っている[2][3]

基準値

109.9 ng/mL未満[4]

関連項目

参考文献

  1. ^ 腎における肺サーファクタント蛋白Dの局在 著:眞野 訓, 大井 洋之, 玉野 まり子, 池上 真知子, Jeffrey A. Whitsett, 富野 康日己、doi:10.14789/pjmj.52.84
  2. ^ 牛肺炎における肺サーファクタント蛋白質の動態(農研機構)
  3. ^ 蛋白質核酸酵素:肺胞表面をおおうサーファクタント
  4. ^ サーファクタントプロテインD (SP-D)(岡山大学)


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