美人の娘たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:55 UTC 版)
張布の死後、その次女は後宮に入って美人(妃の地位)となり、孫晧の寵愛を受けた。ある日、張美人は父を殺された恨み言を言ったため、孫晧は彼女を殺害した。その後、孫晧は張美人の美貌を惜しみ、巧工に刻木させて張美人の像を作らせ、常に側に置いた。 後に、孫晧は既に馮純に嫁いでいた長女を奪い強引に後宮へ入れ、左夫人として大変な寵愛を授け、昼も夜も張夫人と同房して朝政に顔を出さなくなった。彼女が亡くなった後は豪勢に弔い、悲嘆のあまり半年も後宮に引き籠っていた(「孫和何姫伝」が引く『江表伝』)。
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