絡み織とは? わかりやすく解説

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からみ‐おり【絡み織(り)】

読み方:からみおり

縦糸互いに絡ませたものに、横糸織り込んですきまを作った織物。羅(ら)・絽(ろ)・紗(しゃ)など。もじり織り

絡み織りの画像

絡み織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/23 15:08 UTC 版)

Basic Leno Weave(絡み織)

絡み織(からみおり)は、2本の経糸を捩りながら横糸と織り込んだ織物、またはその織り方のこと。搦み織、綟り織(もじりおり)とも呼ばれる。2本の糸を捩った太い糸を経糸とするため粗い目が特徴である。

目が粗いため、通気性が良く、斜め方向の伸びがよい。このため、夏用シャツや夏用タオルケットに使用されることが多い。ただし、材質をかえることにより、吸水性を増したり、肌触りを大きく変えることができるため、夏用の商品だけでなくオールシーズン使える商品も作られている。

かつて三重県津地方で「津綟子(つもじ)」と呼ばれる絡み織が生産され、全国的に使われていたが、明治の頃から衰退してしまった。最近になって復元の試みがある。また古くから知られている「(しゃ)」や「(ろ)」も絡み織の一種である。

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