突然死型乳頭糞線虫症とは? わかりやすく解説

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突然死型乳頭糞線虫症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/07 08:07 UTC 版)

突然死型乳頭糞線虫症(とつぜんしがたにゅうとうふんせんちゅうしょう)とは乳頭糞線虫(Strongyloides papillosus)感染を原因とする子牛の感染症。1978年の鹿児島、続く1983年の宮崎県にて、毎年8-9月に同じ農場において仔牛の突然死が発生、原因不明のため、子牛のポックリ病と呼ばれていた。1986年、突然死した子牛の糞便内に多数の乳頭糞線虫卵が、そして小腸に多数の乳頭糞線虫の成虫が確認されたことから、死の原因病原体としてとして乳頭糞線虫の関与が疑われた。1990年、子牛を用いた実験的再現実験が実施され、体重100kg当たり同感染子虫100万匹以上を暴露(皮膚への接触感染)すると、暴露後10-14日後に突然死が発生することが立証され、突然死型乳頭糞線虫症 Sudden death type of Strongyloidiasisと命名された。




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