神集島に関する歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 08:45 UTC 版)
神集島に関する遣新羅使の和歌。 帰り来て見むと思ひしわが屋外の秋萩薄散りにけむかも(秦田麿 巻15・3681) 天地の神を祈ひつつ吾待たむ早来ませ君待たば苦しも(娘子 巻15・3682) 君を思い吾が恋ひまくはあらたまの立つ月毎に避くる日もあらじ(遣新羅使 巻15・3683) 秋の夜を長みにかあらむ何そここば眠の寝らえぬも独り寝ればか(遣新羅使 巻15・3684) 足姫御船泊けてけむ松浦の海妹が待つべき月は経につつ(遣新羅使 巻15・3685) 旅なれば思ひ絶えてもありつれど家にある妹し思ひがなしも(遣新羅使 巻15・3686) あしひきの山飛び越ゆる雁がねは都に行かば妹に逢ひて来ね(遣新羅使 巻15・3687)
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