神林美治とは? わかりやすく解説

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神林美治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/04 02:53 UTC 版)

神林美治

神林 美治(かんばやし よしはる[1]明治23年(1890年)12月8日[2] - 昭和54年(1979年)[1])は、大日本帝国海軍軍人。最終階級は海軍中将。呉海軍病院長、海軍医学校校長を歴任する。長野県長野市出身[2]

生涯

明治23年(1890年)12月8日、長野県更科郡稲里村(現在の長野市)の士族であった神林英三郎の五男として出生する[2]第二高等学校を経て[3]、大正6年(1917年)に九州帝国大学医学部医学科を成績優秀で卒業し、恩賜の銀時計を授与される[3]。海軍省に入省後、軍医となる。大正12年4月に九州帝国大学大学院へ進学し、小野寺教授の下で指導を受ける。大正14年11月に同校を修了する[3]

大正15年(1926年)には、久邇宮の欧州外遊に同行し、昭和3年(1927年)2月、ドイツ駐在員となる[2]。昭和4年(1929年)12月には、海軍軍医中佐となり[2]、その後、順調に出世し海軍医務中将となる。また、海軍軍医学校校長も兼務する[4]。第二次世界大戦後は、開業医となる[1]

昭和54年(1979年)88歳で死去[1]

出典

  1. ^ a b c d 高湯温泉と神林博士(9月4日)”. 福島民報. 2025年10月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 帝国大学出身名鑑 校友調査会 編
  3. ^ a b c 批判研究博士人物 医科 続篇 井関九郎 著
  4. ^ 有馬良橘伝 有馬良橘伝編纂会 編



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