着氷計とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 着氷計の意味・解説 

着氷計

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/26 05:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
標準的な着氷計(上下逆)

着氷計(ちゃくひょうけい、英語: ice accretion indicator i)は、雨氷あるいは着氷性の霧雨を計測するために使用するものである。

長さ38cm、幅4~5cmのL字型のアルミニウム製の器具である[1][2]

通常、百葉箱に取り付けられ、約1メートル (3 ft 3 in)地上から離して設置されるが[2]、人工熱源から離れた他の場所に設置することも可能である。気象観測所には2つ設置され、気象観測のたびに交換される。予備の計器は、常に外気の温度に合わせて使用できる状態にしておく必要があり、通常は百葉箱の中に収納しておく[3]

観測者が指示器に氷や霜が付着していることを確認した場合、「rime icing on indicator」および「FROIN」(frost on indicator)といった用語で、次の気象観測で連絡する必要がある。着氷計は外気にさらされ、水平に保たれているため、氷点下の降水を観測するための最適な表面となる。

脚注

  1. ^ Ice accretion indicator”. www.answers.com. 2012年10月9日閲覧。
  2. ^ a b Ice accretion indicator”. Glossary of meteorology. American Meteorological Society. 2012年10月9日閲覧。
  3. ^ 3.4.2.4 Ice accretion indicator

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  着氷計のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

着氷計のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



着氷計のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの着氷計 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS