疑義照会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 17:07 UTC 版)
疑義照会(ぎぎしょうかい、英: prescription question)は、医師の発行した処方箋の記載処方意図を明らかにし「重複投薬」「薬剤名」「用法」「用量」「薬物相互作用による禁忌」「投与日数」等の記載不備を発見し安全な医療を提供すること[1]で、疑問点や不明な点があるとき、記載内容が適切かどうか薬剤師が確認し、処方箋の作成者(処方医)に問い合わせて確かめること。処方監査の後に行われる業務。薬剤師は処方箋をもとに調剤を行う際、疑義照会をすることが求められている。
- ^ 小野尚志、大滝康一、粟屋敏雄 ほか、疑義照会支援システムの構築と運用 リスクマネジメントへの活用 医療薬学 Vol.30 (2004) No.3 P.191-197, doi:10.5649/jjphcs.30.191
- ^ 藤枝正輝、野中琢哉、林愛子 ほか、【原著】保険薬局における疑義照会事例から見える課題とその対応策 医薬品情報学 Vol.18 (2016) No.3 11月 p.192-200, doi:10.11256/jjdi.18.192
- ^ 「薬剤服用歴(薬歴)管理ガイドライン (PDF) 」 日本チェーンドラッグストア協会
- ^ 中村一仁、浦野公彦、田中万祐子 ほか、保険薬局における残薬の確認に伴う疑義照会が及ぼす調剤医療費削減効果の検討 医療薬学 Vol.40 (2014) No.9 P.522-529, doi:10.5649/jjphcs.40.522
- ^ 鹿村恵明、真野泰成、小茂田昌代 ほか、薬局薬剤師の疑義照会による医療費削減効果及び医薬分業率との関連性 -全国薬局疑義照会調査- YAKUGAKU ZASSHI. Vol.136 (2016) No.9 p.1263-1273, doi:10.1248/yakushi.16-00024
- ^ 小野尚志、大滝康一、粟屋敏雄 ほか、疑義照会支援システムの構築と運用 リスクマネジメントへの活用 医療薬学 Vol.30 (2004) No.3 P.191-197, doi:10.5649/jjphcs.30.191
- ^ 土屋広行、新井亮輔、清水佳一郎 ほか、院内処方せんへの臨床検査値表記が疑義照会に与える影響 医療薬学 Vol.41 (2015) No.4 P.244-253, doi:10.5649/jjphcs.41.244
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