甲斐無いとは?

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甲斐ない

読み方:かいない
別表記:甲斐無い

物事を行った効果がない。やった意味がない。無駄だった、といった意味の表現。「甲斐がない」とも言う。

かい‐な・い〔かひ‐〕【×斐無い】

[形][文]かひな・し[ク]

何かをしただけの効き目効果現れない。何をしたところでどうすることもできない。むだだ。「後悔してみても、—・いことだ」

値うちがない。取るに足らない。「生きていても—・い命だ」

意気地がないふがいないかいしょうがない。

「かく思ふ事は—・き心かなと我と心を恥ぢしめて」〈伽・三人法師

[派生] かいなさ[名]


かい‐な・い かひ‥ 【甲斐無・効無】

〔形口〕 [文]かひな・し 〔形ク〕

物事を行なったり、希望したりしただけの効果がない。やっただけのしるしがない

*竹取(9C末‐10C初)「『あなかひなのわざや』との給ひけるよりぞ、思ふにたがふ事をば、かひなしと言ひける」

太平記14C後)三五藻塩草ならでは敷物もなく、礒(いそな)より外は可進物も侍らねば、中々宿を借し奉ても甲斐(カイ)なしと侘(わび)ける」

いまさら行動したり希望したりしてみても仕方がない。ほかに方法がない。しようがない

源氏100114頃)若紫「なにか、さしもおぼす。今は世になき人御事かひなし。おのれあれば」

とるにたりない値打ちがない。

源氏100114頃)澪標かひなき身ながらも、〈略〉とざまかうざまに、ものを思ししるまで、見たてまつらむとこそ思ひ給へつれ」

④ (「かいなくなる」の形で) 死ぬ、むなしくなるの意にいう。

源氏100114頃)夕霧「もし、かひなくなりはてはべりなば」

(5) 心意気弱々しい意気地がない甲斐性がないふがいない

日葡辞書(1603‐04)「ココロガ cainǒte(カイナウテ)」

(6) 体が弱い。体の機能衰えている。病身である。

応永本論語抄(1420)季氏「五十は始て衰るほどに、血気も衰て、うでも弱く膝もかいなくなるほどに」

(7) 十分でない。乏しい。恵まれない。悪い。

黄表紙紅皿欠皿往古噺(1774か)「はて扠(さて)運のかひない男だ」

形動

〔名〕




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