犯罪パターン理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 13:05 UTC 版)
日常活動理論が主張するように、人々の合法的な活動が犯罪の発生と密接に関係しているとすれば、潜在的な犯罪者の合法的な活動それ自体も、犯罪の発生に影響を及ぼしていることになる。そこに注目したのが、サイモンフレーザー大学のパトリシアとポールのブランティンガム夫妻である。 ブランティンガム夫妻は、1981年に「犯罪パターン理論」を提唱し、①自宅、職場(または学校)、商店街・歓楽街という3つの日常活動の起終点、②これら3つの活動拠点を結ぶ3つの経路、③活動拠点や経路が互いに隣接する境界が、潜在的犯罪者にとっての「狩り場」になると主張した。
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