特殊点法とは? わかりやすく解説

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特殊点法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/01 16:44 UTC 版)

特殊点法(とくしゅてんほう, Special point method):k点のサンプリングの方法の一つ。

ブリュアンゾーン(BZ)積分のための求積法である。逆格子、BZの刻みなどに依存する既約ブリュアンゾーン内のサンプリング点(特殊点)と重みの組が与えられて、BZ積分は近似的に

のように重みと特殊点での関数値の積の和として求まる。特殊点の選び方には、Monkhorst-Pack法とよばれる空間群の対称性を考慮した方法がよく用いられる。

他のBZ積分の数値計算法としてはテトラヘドロン法がある。

参考文献

  • D. J. Chadi and M. L. Cohen, Phys. Rev. B 7 (1973) 692.
  • A. Baldereschi, Phys. Rev. B 7 (1973) 5212.
  • H. J. Monkhorst and J. D. Pack, Phys. Rev. B 13,5188 (1976).

関連項目




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