特殊白板紙とは? わかりやすく解説

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特殊白板紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/25 08:44 UTC 版)

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特殊白板紙(とくしゅしろいたがみ)は白板紙に分類され、表裏共に化学パルプ或いは古紙を使用して両面が白く、片面には印刷効果を上げるために白色の塗工が施されている。

概要

本来は非塗工である裏面に薄く塗工を施している商品もあり、高級白板紙との分類が難しくなって来ている。

また、黄ボールから特殊白板紙までを紙器用板紙と呼ばれることが多く、その大半は食品衛生法の観点から蛍光染料を使わない物が多い。しかし原料となる新聞古紙・雑誌古紙の中には新聞チラシや雑誌・週刊誌等の蛍光染料を使用した印刷用紙が含まれるため、少量の蛍光反応は発生する。これらの古紙由来からの蛍光反応はあるが、製造工程で蛍光染料を使用しない物を無蛍光(ノー蛍光)と呼んでいる。

分類

特殊白板紙は、以下のように細分化される。

  • 特板アイボリー
  • 特板カード

更に特板カードも、本来は使用する古紙原料などによりカードAとカードBに分類されるが、最近では原料による区別が難しくなって来ている。

  • カードA
  • カードB

主な用途

医薬品・食品向けパッケージが圧倒的であるがコート白ボールよりも高級な分野で使われる事が多い。

由来

特殊白板紙の派生は、黄ボールチップボール白ボールなどの下級板紙からのグレードアップされた品質の変遷が特殊白板紙の誕生の流れである。




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