熱狂のオランピアとは? わかりやすく解説

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熱狂のオランピア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/21 16:36 UTC 版)

熱狂のオランピア
ミッシェル・ポルナレフライブ・アルバム
リリース
録音 パリオランピア劇場
ジャンル ロック、ポップ
時間
レーベル CBSソニーEPIC(1974年日本盤)
チャート最高順位
ミッシェル・ポルナレフ 年表
ポルナレフの世界
(フランス盤・1971年
熱狂のオランピア ポルナレフ革命
1974年
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熱狂のオランピア』(ねっきょうのオランピア、題: Polnarévolution)は、1972年に発売されたミッシェル・ポルナレフのライブアルバム。フランスでは1972年に『Polnarévolution』のタイトルで、日本では1974年に『熱狂のオランピア』のタイトルで発売された。

ライブは1972年にパリのオランピア劇場で行われた。このアルバムはライブの雰囲気を重視するため、サウンドボード録音をせずに、2本のマイクを客席に設置して、オーディエンス録音のように収録している。その件について、裏ジャケットに、ポルナレフはサインと共に手書きで「真実は品質にまさる」と記している。

11曲目の「トランペット」は、ポルナレフが口でトランペットを真似たもの。13曲目「ブギ・ウギ・ポルナレフ」はピアノによる即興演奏。

バック・バンドはディナスティ・クリジスが担当。ストリングス隊とコーラス隊も参加している。

原題の Polnarévolution とは、Polnareff と revolution からの造語である。

収録曲

A面
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「ラース家の舞踏会」(Le Bal des Laze)    
2. 「渚の思い出」(Tous les bateaux, tous les oiseaux)    
3. 「ジョブ」(Je cherche un job)    
4. 「愛のコレクション」(Qui a tué grand-maman ?)    
5. 「つけぼくろ」(La Mouche)    
6. 「バラ色の心」(Âme câline)    
B面
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
7. 「想い出のシンフォニー」(Dans la maison vide)    
8. 「哀しみの終るとき」(Ça n'arrive qu'aux autres)    
9. 「忘れじのグローリア」(Gloria)    
10. 「天国への道」(On ira tous au paradis)    
11. 「トランペット」(La Trompette)    
12. 「愛の願い」(Love me, please love me)    
13. 「ブギ・ウギ・ポルナレフ」(Boogie woogie)    

補足

フランスでは1972年の発売であるが、日本での発売が1974年まで延期されたのは、当時、すでに日本公演を録音したライヴ盤『ポルナレフ・ア・トーキョー』が発売されており、ライブ録音盤の重複を回避するためだと言われている。

録音されたのは1972年10月であるが、ポルナレフはオランピア劇場で当時に連日のライヴを行っており、その中で、このライヴ録音の録音日がいつなのかは特定がされていない。1公演の録音なのか、複数公演から編集したものなのかも不明である。

1972年のオランピア劇場でのライヴのセットリストは以下の通りで、『熱狂のオランピア』では数曲がカットされていたことがわかる。(1公演完全収録のブートレグも存在する)
01. Le bal des Laze
02. Hey you woman
03. Tous les bateaux, tous les oiseaux
04. Mes regrets
05. Je cherche un job
06. Qui a tué grand-maman
07. La mouche
08. Âme câline
09. Dans la maison vide
10. Ça n'arrive qu'aux autres
11. Gloria
12. Strip-tease de la Duegne
13. On ira tous au paradis
14. La trompette
15. Love me please love me
16. Jenny Jenny

この1972年10月の公演の翌月、ポルナレフはバック・バンドのディナスティ・クリジスと来日し、ストリングスとコーラスを抜いた形でほぼ同様の選曲での来日公演を行っている。

この1972年10月の公演の前月の9月10日、フランスのカンブレーで行われたライブでは、
L'Affreux Jojo
Tout Pour Ma Chérie
Rock My Soul
La Michetonneuse
も歌われていたが、オランピアでの公演では演奏されなかった。バック・バンドは同じくディナスティ・クリジス。この音源はラジオ放送され、ブートレッグにもなっている。




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