瀧源寺のシダレカツラとは? わかりやすく解説

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瀧源寺のシダレカツラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/25 08:19 UTC 版)

瀧源寺のシダレカツラ(2018年5月)

瀧源寺のシダレカツラ(りゅうげんじのシダレカツラ)は、岩手県盛岡市大ヶ生にある国の天然記念物に指定されたカツラ巨木である。本項では同市内で同じく天然記念物に指定されている肴町、門のシダレカツラについても取り扱う。

由来

瀧源寺
肴町
シダレカツラの位置

このシダレカツラの原木は稗貫郡大迫町内川目の山中で発見され、早池峰神社在所の妙泉寺境内に移植された後、この地に移し変えたものと伝わる。元来、カツラの木は、直立型の枝を生じるが、このシダレカツラはいずれもしだれており、学術上珍奇な変種とされる。1824年文政7年)本堂修築の際、樹高30m余の巨木に育った原木を伐採し、寺の用材として用いた。その時の用材として使った3幅の板戸が現存している。現在のシダレカツラはその際のヒコバエが成長したものであり、盛岡市内にはこの木から株分けされたシダレカツラが門と肴町にあり[1]、これらも1924年大正13年)12月9日、国の天然記念物として同時に指定を受けた。

  • 盛岡市大ヶ生(瀧源寺)
    • 樹齢約190年、高さ21、目通幹囲約3.5m
  • 盛岡市字立
    • 樹齢約140年、高さ22m、目通幹囲3.3m
  • 盛岡市肴町
    • 樹齢約155年、高さ19m、目通幹囲2.46m

ギャラリー

脚注

  1. ^ 現地説明文(盛岡市教育委員会)

関連項目

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