滅日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/23 13:36 UTC 版)
滅日(めつにち)は、太陰太陽暦における暦注の1つ。滅と略する場合もある。
- ^ もう少し分かりやすく解説すれば、1日を8400単位(暦学では「分」を用いる)とした場合、理想上の1か月は252000単位、宣明暦の朔望月は248057単位であるため、1か月ごとに3943の不足(朔虚分)が生じる。これを248057で割って8400を掛けることで導き出される1日あたりの朔虚分は133.5225余りとなる。この133.5225余りを積み重ねてゆくと、約62.91日で1日分(8400)に達することになる。その到達時が属する日を滅日とするのである。(参照:湯浅吉美論文)
- ^ なお、日本最古の暦注解説とされる『簠簋内伝』には、没日を63日もしくは64日と記しているが、これは零の概念が定着しておらず、没日当日を1日目とした当時の数え方であり、現在の日数計算では62日もしくは63日が正しいことになる。
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「滅日」の続きの解説一覧
- 1 滅日とは
- 2 滅日の概要
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