渡辺玲子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 渡辺玲子の意味・解説 

渡辺玲子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 02:09 UTC 版)

渡辺 玲子
生誕 (1966-07-16) 1966年7月16日(58歳)
出身地 東京都
ジャンル クラシック
職業 ヴァイオリニスト

渡辺玲子(わたなべ れいこ、1966年7月16日 - )は、東京都出身のヴァイオリニストである。

経歴

幼少時代

3歳半からヴァイオリンを始め、スズキ・メソード吉祥寺センターの松井宏中に師事した。7歳から桐朋学園子供のための音楽教室に通い、鈴木共子に学んだ。中学生から田中千香士に師事し、1981年、第50回日本音楽コンクールにおいて最年少の15歳で第1位、第1回増沢賞を受賞する。

高校時代

1982年、NHK交響楽団「若い芽のコンサート」でバルトークヴァイオリン協奏曲第2番を共演した。同年、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校に入学したが、独学を決意して2年生で中退した。その後、大検を受験し合格。1984年、ヴィオッティ国際音楽コンクールに出場し、第1位なしの第2位を受賞した。この年のロン=ティボー国際コンクールにも出場し、審査委員をしていたジョセフ・フックスと出会う。

アメリカ留学

1985年、フックスが教鞭を執っていたジュリアード音楽院のオーディションを受け、同年9月に全額奨学生として入学、フックスに師事した。また室内楽をヤコブ・ラタイナー、フェリックス・ガリミア、サミュエル・ローズに学んだ。1986年、パガニーニ国際コンクールで第1位なしの第2位を受賞した。1992年、ジュリアード音楽院を卒業した。

演奏活動

1992年、ジュリアード音楽院卒業前にネーメ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団と共演してロンドンでデビューした。その後、ニューヨークを拠点として活動し、ソリストとして数々のオーケストラと共演した。

ディスコグラフィー

近況

2004年4月、国際教養大学の特任助教授に就任した。2005年、第35回エクソンモービル音楽賞の洋楽部門奨励賞を受賞した。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「渡辺玲子」の関連用語

渡辺玲子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



渡辺玲子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの渡辺玲子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS