浸炭用鋼材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/06 22:08 UTC 版)
浸炭焼入れでは内部が低炭素であることが重要なため、一般的に低炭素鋼を対象に行われる。JISでは浸炭用の特別な炭素鋼として3種類の鋼材(S09CK、S15CK、S20CK)を規定している。炭素鋼で不十分な場合は合金鋼を用いる。合金鋼には炭素鋼のような浸炭専用の材種はないが、SMn・SCr・SCM材など各種合金鋼のうち、C量の少ないもの(約0.20 %以下)が浸炭焼入れの対象になる。
※この「浸炭用鋼材」の解説は、「浸炭」の解説の一部です。
「浸炭用鋼材」を含む「浸炭」の記事については、「浸炭」の概要を参照ください。
- 浸炭用鋼材のページへのリンク