活性エステル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 06:12 UTC 版)
活性エステル(Active ester)は、有機化学において、求核攻撃の影響を非常に受けやすいエステル官能基である。通常のエステル、例えば酢酸エチルのアシル基またはアルコキシ基を修飾することにより、活性化できる。典型的な修飾では、電気陰性な置換基を必要とする。有機合成や生化学に用いられる。
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