歔欷

デジタル大辞泉

きょ‐き【^×歔^×欷】

読み方：きょき

［名］(スル)すすり泣くこと。むせび泣き。

「魂と魂と抱擁し、接吻し、—し、号泣したかった」〈倉田・愛と認識との出発〉

難読語辞典

歔欷

読み方：キョキ（ｋｙｏｋｉ）

すすり泣くこと

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

歔欷

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 05:08 UTC 版)

名詞

歔 欷（きょき）

1. 声を押し殺しすすり泣くこと。むせび泣き。
   • その日も、私は、市川の駅へふらと下車して、兄いもうと、という活動写真を見もてゆくにしたがい、そろそろ自身狼狽、歯くいしばっても歔欷の声、そのうちに大声出そうで、出そうで、小屋からまろび出て、思いのたけ泣いて泣いて泣いてから考えた。（太宰治『二十世紀旗手 ――（生れて、すみません。）』）

発音^(?)

きょ↘き

類義語

• 欷歔

動詞

活用

サ行変格活用

歔欷-する