橘家扇蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/24 12:58 UTC 版)
橘家 扇蔵(たちばなや せんぞう)は、落語家の名前。かつて入船扇蔵、現在は入船亭扇蔵として名乗られる。
![]() 三ツ組橘は、橘家圓蔵一門の定紋である。 | |
別名 | 桶忠 |
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生年月日 | 不詳年 |
没年月日 | 1938年 |
師匠 | 四代目橘家圓蔵 |
名跡 | 1.橘家才蔵 2.橘家扇蔵 3.橘家扇三 4.橘家扇蔵( - 1938年) |
活動期間 | ? - 1938年 |
「文之助系図」よると四代目橘家圓蔵の門に「桶忠」といった人物が才蔵から扇蔵になったとある。尚、扇三(せんぞう)も名乗ったという。
1919年に真打の看板を上げる。1921年に東西会で大看板になったという。その後昭和のはじめ頃に扇蔵と復名し最後は上方で1938年頃没した。本名も不詳。
六代目三遊亭圓生によると前座を1年ほどで終えた後に神戸あたりで長らく修行していた。『ちょいと聴くと大変上手そうであったが、実はハッタリみたいな芸なんです。』と評している。
脚注
注釈
出典
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X
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