橋本真也vs小川直也とは? わかりやすく解説

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橋本真也vs小川直也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/28 11:50 UTC 版)

この項では、日本プロレス界で歴史的かつ前代未聞の抗争を繰り広げた、橋本真也小川直也の抗争の系譜を辿る。

その他は、橋本真也 小川直也 OH砲 の項目も参照されたし。

目次

第1戦:小川デビュー

元柔道世界選手権覇者、2度のオリンピック出場と、柔道界で確固たる地位を築いていた小川直也は、1997年にフリーの挌闘家へ転向、アントニオ猪木佐山聡が設立したUFOに入団し、2人からのトレーニングを受け、1997年4月12日、東京ドームでついにデビュー戦へと至る。
そのデビュー戦の相手こそ、当時「新日本プロレスの強さの象徴」、「Mr.IWGP」とも呼ばれたIWGPヘビー級王者であった橋本真也だったのである。
当初橋本の相手は、パンクラスUFCで活躍していたケン・シャムロックの名前が挙がっていたが、シャムロックがWWF(現WWE)への入団を発表し、カードが宙に浮いてしまった事から、小川が橋本と対戦する事になった経緯がある。
両者の対戦は、ワイドショー等メディアでも頻繁に取り上げられる話題となったものの、予想では小川が橋本に勝利する確立は低いものと見られていた。
しかし、いざ試合が始まると、小川は不慣れである橋本の得意の打撃に防戦となるも、最後は必殺のSTOからの裸締めにより、大番狂わせの勝利を手にする。
異種格闘技戦 時間無制限一本勝負
○小川直也(9:25 裸締めによるレフェリーストップ)●橋本真也
この直後、3週間後の大阪ドーム大会で、橋本の保持するIWGP王座をかけた再戦が決定する。

第2戦:橋本のリベンジ

1997年5月3日、わずか3週間という合間で両者の再戦が行われ、この試合では橋本が当時保持していたIWGPヘビー級王座がかけられた。
試合は前回同様、橋本が打撃で、小川が投げと寝技で圧倒する展開となり、最後は橋本が片膝状態の小川の死角から、頭部への強烈なキックを叩き込み、セコンドのタイガーキングがタオルを投入し、橋本のTKO勝ちとなった。
異種格闘技戦 IWGPヘビー級選手権試合 時間無制限一本勝負
○橋本真也(10:20 頭部へのキックからタオル投入によるTKO)●小川直也
これが通算して、橋本が挙げた唯一の白星である。

第3戦:1.4事変

前回の対戦以降、両者の接点は無くなり、橋本は前年に鬼門であったG1 CLIMAXで初優勝を飾り、一方の小川は猪木の指導の下、肉体からファイトスタイルに至るまで、柔道家から格闘家への大いなる変身を遂げ、本格的に始動したUFOの絶対的エースとして活躍をしていた。
そんな中、98年の6月に開催された日本武道館大会で、小川と当時の新日本社長であった坂口征二との間で因縁が勃発(ちなみに両者は明治大学柔道部の先輩・後輩の関係にある)し、それが新日本とUFOの関係にも影響を及ぼした事から、1999年1月4日、毎年恒例の東京ドームで新日本とUFOの3対3の対抗戦が行われる事となり、橋本と小川が両軍の大将として出場する事が決定した。
しかしこの試合は、後に「1.4事変」と呼ばれるほどの大事件となったが、前段階ではあまり大きく取り上げられず、むしろメインでスコット・ノートンの持つIWGP王座に挑戦する武藤敬司や、邪道と呼ばれ、メジャーである新日本に初参戦して佐々木健介と対戦する大仁田厚の方が大きく取り上げられていた。
そして試合は、最初から不穏な空気で始められた。レスラーにとって試合の一部である入場を、小川はマイクパフォーマンスで遮るタブーとも取れる行動をとり、小川の異変をすぐに感じ取った橋本も、

第4戦:リベンジマッチ

タッグ対決

初タッグ

第5戦:橋本引退

OH砲の結成




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