極楽寺_(名古屋市)とは? わかりやすく解説

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極楽寺 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 06:26 UTC 版)

極楽寺
所在地 愛知県名古屋市中区大須2丁目5-20
位置 北緯35度09分41.5秒 東経136度54分05.5秒 / 北緯35.161528度 東経136.901528度 / 35.161528; 136.901528座標: 北緯35度09分41.5秒 東経136度54分05.5秒 / 北緯35.161528度 東経136.901528度 / 35.161528; 136.901528
山号 教報山
宗旨 浄土宗
宗派 西山禅林寺派
本尊 阿弥陀如来座像
創建年 長承年間
開山 良忍
正式名 教報山 一心院 極楽寺
法人番号 1180005000225
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極楽寺(ごくらくじ)は愛知県名古屋市にある単立の寺院[1]山号は教報山、本尊阿弥陀如来坐像で[1]恵心僧都の作と伝わる。正式には教報山 一心院 極楽寺と称する。

歴史

元々は尾張国葉栗郡極楽寺村にあって、長承年間(1132年 - 1135年)良忍の創建と伝わり[1]、当初は大念仏宗の寺であった[2]法然が滞在したこともあるとされるこの寺は、天文元年(1532年)8月に木曽川で発生した洪水によって流失[1]慶長年間に空朔教意によって再興され、慶長9年(1604年)の秋に現在地へ移された[1][2]文政2年(1819年)には「圓光大師安居遺跡の碑」が山門前に建立され[1]、これは2020年現在も現存する。

近代

明治期には本堂の他、庫裏や書院、座敷や茶室、地蔵堂、鐘楼などがあり、清須越しとされる山門もあった[1]。2020年現在では本堂以外の建物は無く、かつての境内地の多くは商業地などに利用されているほか、一部は市道になっている。2021年に浄土宗西山禅林寺派から単立寺院となった。

参考文献

  • 名古屋市役所、『名古屋市史 社寺編」、1915年7月20日
  • 堀由蔵『大日本寺院総覧 下巻』名著刊行会、1966年12月10日

脚注

  1. ^ a b c d e f g 社寺編、pp.774 - 777
  2. ^ a b 下巻(1966年)、P.1333



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