森健心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/06/09 10:17 UTC 版)
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
 日本 |
||
| 柔道 | ||
| 世界カデ | ||
| 銀 | 2017 サンティアゴ | 90kg級 |
森 健心（もり けんしん、2001年10月12日 - ）は、福岡県出身の、日本の柔道選手。階級は90kg級。身長177cm。組み手は左組み。血液型はB型。得意技は払釣込足[1]。
経歴
柔道は3歳の時に尚武館で始めた[1]。小学校5年の時に全国小学生学年別柔道大会の45kg超級で2位になったが、6年の時には50kg超級の初戦で敗れた[1]。
松原中学3年の時に全国中学校柔道大会の90㎏級で優勝した[1]。大牟田高校へ進むと、1年の時に全日本カデで3位、世界カデでは個人戦で2位、団体戦で3位となった[1]。2年の時に全日本カデで優勝すると、金鷲旗では3位だった[1][2]。全国高校選手権の個人戦では無差別で3位、団体戦では決勝で大牟田高校に敗れて2位だった[1][3]。3年の時には金鷲旗の決勝で国士舘高校と対戦すると、大将戦で斉藤立に反則負けを喫して2位だった[1][2]。インターハイの個人戦では優勝したが、団体戦では決勝で国士舘高校と対戦すると、代表戦で斉藤に大外刈で敗れてまたも2位にとどまった[1][4]。
2020年に明治大学へ進学すると、1年の時に講道館杯で3位になった[1][5]。2年の時には体重別団体で2位、全日本ジュニアでは3位だった[6][7]。4年の時には優勝大会で3位、体重別団体で2位だった[6][8]。講道館杯では決勝まで進むと、パーク24の田嶋剛希を技ありで破ってシニアの全国大会初優勝を飾った[5][9]。グランプリ・オディベーラスでは3回戦でハンガリーのトート・クリスティアーンに反則負けを喫した[10]。
2024年4月からはパーク24の所属となった。体重別では準決勝で国士舘大学1年の川端倖明に横四方固で敗れた[11]。
IJF世界ランキングは112ポイント獲得で172位(24/6/9現在)[12]。
戦績
- 2012年 - 全国小学生学年別柔道大会 2位(45kg超級)
- 2016年 - 全国中学校柔道大会 優勝
- 2017年 - 全日本カデ 3位
- 2017年 - 世界カデ 個人戦 2位 団体戦 3位
- 2018年 - 全日本カデ 優勝
- 2018年 - 金鷲旗 3位
- 2019年 - 全国高校選手権 個人戦 無差別 3位 団体戦 2位
- 2019年 - 金鷲旗 2位
- 2019年 - インターハイ 個人戦 優勝 団体戦 2位
- 2019年 - エクサンプロバンスジュニア国際 優勝
- 2020年 - 講道館杯 3位
- 2021年 - 全日本ジュニア 3位
- 2021年 - 体重別団体 2位
- 2023年 - 優勝大会 3位
- 2023年 - 体重別団体 2位
- 2023年 - 講道館杯 優勝
- 2024年 - 体重別 3位
- 2025年 - 実業団体2部 優勝
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k ｢柔道全日本強化選手名鑑 2022｣近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ a b 金鷲旗高校柔道大会
- ^ 全国高等学校柔道選手権大会
- ^ 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ a b 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ a b 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ 全日本学生柔道優勝大会
- ^ 男子90キロ級を制した明大・森健心 総体王者が苦難乗り越え栄冠「この優勝がスタートライン」【柔道講道館杯】 西日本スポーツ 2023年11月5日
- ^ Grand Prix Portugal 2024
- ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ World ranking list
外部リンク
- 森健心 - JudoInside.com のプロフィール
- 森健心のページへのリンク
