東南アジアラグビー連盟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/22 14:09 UTC 版)
設立 | 2025年 |
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種類 | 競技連盟 |
関連組織 | ワールドラグビー アジアラグビー |
東南アジアラグビー連盟(SEARF、Southeast Asia Rugby Federation)は、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国におけるラグビーユニオン地域組織である。
概要
2025年5月17日、7つのラグビー協会(ブルネイ、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)によって、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国におけるラグビー振興、各地域の大会における緊密な協力関係の構築、および 加盟協会間の連携強化を推進する目的で、設立された[1][2]。
活動目標
設立時の活動目標は次のとおり[2]。
- 毎年、7人制および15人制の形式で地域大会を開催する。
- アジアラグビー、ワールドラグビーとの連携。
- 東南アジア競技大会の競技種目に、7人制ラグビーが常に採用されることを推進[3]。
- 加盟協会どうしで、技術、医療、管理リソースの提供。
- ラグビーが行われていない国々への支援・成長をすすめる。
人事
東南アジア競技大会(SEA Games (SEAG)、Southeast Asian Games)の開催サイクル(2年おき)に合わせた、輪番制の指導体制とする。
初代会長には、2025年の東南アジア競技大会開催国であるタイから、クントーン・プラチュアップモー警察中佐(Pol. Lt. Col. Kunthon Prachuapmoh)が務める[3][2]。
連携
2025年9月25日、以下の東アジア各国ラグビー協会と、連携に関する覚書をイギリス・ロンドンで締結。レフリーや指導者の派遣・育成のほか、選手やスタッフの交流を進めていく[4][1]。
連携する協会
- 日本ラグビーフットボール協会(JRFU)[1]
- チャイニーズタイペイ・ラグビーフットボール協会(CTRFU)
- グアムラグビー協会(GRU)
- ホンコンチャイナ・ラグビー(HKCR)
- 韓国ラグビー協会(KRU)
出典
- ^ a b c JRFU. “東南アジアラグビー連盟(SEARF)との覚書締結のお知らせ|日本ラグビーフットボール協会”. www.rugby-japan.jp. 2025年9月22日閲覧。
- ^ a b c “South East Asia Rugby Federation Launched to Drive Regional Unity and Growth” (英語). PHILIPPINE RUGBY FOOTBALL UNION. 2025年9月22日閲覧。
- ^ a b rugbyasia247 (2025年5月19日). “Southeast Asia Rugby Federation Formed” (英語). RugbyAsia247. 2025年9月22日閲覧。
- ^ “Southeast Asia Rugby Federation and East Asia Rugby Unions sign MOU | Singapore Rugby Union” (英語). 2025年9月22日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 東南アジアラグビー連盟のページへのリンク