木下小夜子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 木下小夜子の意味・解説 

木下小夜子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 07:50 UTC 版)

木下 小夜子(きのした さよこ)は日本アニメーション作家、プロデューサー国際アニメーション映画協会(ASIFA)会長、同日本支部(ASIFA-JAPAN)会長、広島国際アニメーションフェスティバルディレクター(総指揮)。夫は木下蓮三[1][2]

概要

木下小夜子は、東京生まれ、女子美術短期大学造形学科卒業[3]虫プロダクションを経て、1969年に(株)スタジオロータスに入社[1]

1972年に木下蓮三と制作したアニメーション『MADE IN JAPAN』がニューヨーク国際映画祭でグランプリを受賞したが、当時はまだアニメーションが社会的に認知されておらず、創るだけでなく広めることも必要と考え活動を開始した。更に1978年制作の『ピカドン』で、アニメーションの伝える力を再認識し、広島でアニメーションの映画祭を始めたいと活動した。1985年に広島国際アニメーションフェスティバルが開始され、第1回以降、2020年の終了まで35年間にわたりフェスティバルディレクター(総指揮、総監督)を担当した[4]

2006年より2009年、および2018年より国際アニメーション映画協会(ASIFA)会長。日本アニメーション学会顧問[1]

第49回(2021年度)アニー賞において、夫妻でジューン・フォーレイ賞が授与された[5]

作品

木下蓮三と制作した作品には以下などがある[1]

  • 『MADE IN JAPAN』(1972年)
  • 『日本人』(1977)
  • ピカドン』(1978)脚本
  • 『最後の空襲くまがや』(1993)
  • 『琉球王国 – MADE IN OKINAWA』(2004)

賞歴

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  木下小夜子のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「木下小夜子」の関連用語

木下小夜子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



木下小夜子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの木下小夜子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS