星新一の母「せい」の命名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:45 UTC 版)
「小金井良精」の記事における「星新一の母「せい」の命名」の解説
良精の妻喜美子は子供の時から長兄である森林太郎(鴎外)のことを大変尊敬していた。次兄は「お兄さん」だったが林太郎に対しては必ず「お兄様」と呼んでいた。そのため「せい」が生まれた時、喜美子は是非にと林太郎に名付けを頼んだ。林太郎は自分や肉親の子供に「於菟=おと,茉莉=まり,杏奴=あんぬ,類=るい,不律=ふりっつ,爵=じゃっく等々」とドイツ名を漢字に当てて命名しており、林太郎は喜美子に「摩尼=まに」と言う名を示した。喜美子はおどろおどろしい名前に驚き、すぐに依頼を取り下げ夫良精の一字から「せい」と名付けた。
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